2019.6.16 20:50

井岡と対戦のパリクテ「100%のコンディション」/BOX

井岡と対戦のパリクテ「100%のコンディション」/BOX

 プロボクシングのトリプル世界戦(19日、千葉・幕張メッセ)に出場する外国選手3人が16日、東京都品川区のワタナベジムで練習を公開。WBO世界スーパーフライ級王座決定戦で、日本選手初の世界4階級制覇を目指す同級2位の井岡一翔(30)=Reason大貴=と戦う、同級1位のアストン・パリクテ(28)=フィリピン=は大汗をかき、気迫のこもったミット打ちやサンドバッグ打ちを見せた。

 「100%のコンディション。試合を楽しみにしている。ロードワーク、スパーリングなどさまざまなタイプのトレーニングをやってきた」と笑顔を見せ、順調な調整ぶりをうかがわせた。

 身長は165センチの井岡に対し、パリクテが173センチとこの階級では破格の大きさ。体格を武器にKO率75%の圧倒的なパワーを誇る。「もちろん背が高く、体も大きいのを有意義に使った試合をしたい。パンチ力があり、すべてのパンチに自信がある」と井岡対策は万全の様子。「特にKOにこだわらず、勝ちにこだわりたい。彼(井岡)はディフェンスが上手だが、どんなディフェンスをされようと、打っていく」となりふり構わずベルトを狙う。

 「小さいころから世界チャンピオンになることを夢見ていた」とパリクテ。体格の分、減量にやや不安を残すが、現在の体重は「116ポンド(約52・6キロ)」とスーパーフライ級のリミットの115ポンド(約52・1キロ)まであと1ポンド(約0・5キロ)だという。「減量は難しくない」と余裕の表情だった。

 2018年9月に米カリフォルニア州イングルウッドで行われた、井岡の再起戦でもあった「スーパーフライ3」の舞台で、ドニー・ニエテス(37)=フィリピン=と対戦。井岡が前戦で敗れた世界4階級制覇王者で現WBO世界同級王者と引き分けた。ニエテスとの再戦の可能性もあったが「(ニエテスより)井岡とやる方がいい」と不敵に笑った。