2019.6.15 05:03

ラプターズ初V!ウォリアーズの3連覇阻止、チーム牽引レナードMVP/NBA

ラプターズ初V!ウォリアーズの3連覇阻止、チーム牽引レナードMVP/NBA

初優勝を遂げたラプターズの選手たちは大喜び。イバカ(左)は両手を突き上げ、ラウリー(中央)はトロフィーを掲げた(AP)

初優勝を遂げたラプターズの選手たちは大喜び。イバカ(左)は両手を突き上げ、ラウリー(中央)はトロフィーを掲げた(AP)【拡大】

 NBAファイナル第6戦(13日=日本時間14日、米カリフォルニア州オークランド、オラクル・アリーナ)トロントを本拠地とするラプターズが敵地でウォリアーズに114-110で競り勝ち、4勝2敗でカナダ勢としてリーグ初優勝を果たした。決勝の最優秀選手にはカワイ・レナード(27)が選ばれた。スパーズ時代の2014年以来2度目の受賞。ウォリアーズは3連覇を逃した。

 2点リードの第4クオーター残り0・9秒。ラプターズのエース、レナードは厳しい表情のまま2本のフリースローを沈めると、勝利を確信して両手を突き上げた。3連覇を狙った王者ウォリアーズを破り、カナダに本拠を置くチームとして初の栄冠だ。

 「俺たちは歴史をつくったんだ」

 リーグ史に新たな一ページを加える立役者となり、充実感に浸った。

 これまで要所で勝ちきれなかったチームは、リーグ屈指の得点力を持つレナードの加入で勝負強さを身に付けた。スパーズ時代に優勝経験を持つ新エースは、NBA決勝でも1試合平均28・5得点と攻撃力の高さをいかんなく発揮。優勝まであと1勝として迎えたこの試合でも、22点をマークした。司令塔のラウリーが「彼にできないことは何もない」と舌を巻く活躍だった。

 抜群の存在感で、自身2度目となる最優秀選手(MVP)も受賞。それでも、レナードは「チームのみんなでやり遂げたこと」と仲間をたたえた。口数が少ないことで知られるが、プレーでチームを牽引(けんいん)し、頂点に導いた。

トロント・ラプターズ

 1995年にグリズリーズとともにカナダ勢として米国外から初のNBA参入。球団名は恐竜の一種から。2000年のオールスター戦前恒例のスラムダンク・コンテストを制したカーターも所属した。昨季までは15~16年シーズンのプレーオフで東カンファレンス決勝に進んだのが最高成績。本拠地はスコシアバンク・アリーナ。

  • シュートを決めるレナード(左)。MVPに輝いた(AP)
  • ファンもカナダ国旗を広げて大喜び(USATODAY)
  • シュートを放つラプターズ・ラウリー(AP)
  • ウォリアーズ戦でシュートを放つラプターズのラウリー=オークランド(ゲッティ=共同)
  • ウォリアーズを破って優勝し、喜ぶラプターズのレナード=オークランド(ゲッティ=共同)
  • 優勝トロフィーを抱えるラプターズ・レナード(AP)