2019.6.15 19:16

大野らが自衛隊で訓練 激しい風雨の中、異例の体験/柔道

大野らが自衛隊で訓練 激しい風雨の中、異例の体験/柔道

陸上自衛隊空挺教育隊に体験入隊し、ほふく前進をする柔道男子の大野将平=陸自習志野駐屯地

陸上自衛隊空挺教育隊に体験入隊し、ほふく前進をする柔道男子の大野将平=陸自習志野駐屯地【拡大】

 柔道の世界選手権(8月25日~9月1日・日本武道館)男子日本代表が15日、千葉県船橋市の陸上自衛隊習志野駐屯地で陸自空挺教育隊に体験入隊し、2016年リオデジャネイロ五輪73キロ級覇者の大野将平(旭化成)らが激しい風雨の中を挑戦した。

 井上康生監督の発案で異例の体験が実現。世界選手権と来年の東京五輪に向け、実戦での不測の事態への対応力を磨くことが目的だという。

 高さ11メートルからワイヤを着けて降下するパラシュート部隊の訓練からスタート。現役時代も体験した井上監督は高所恐怖症ながら必死の形相で飛び降りた。リオ五輪100キロ超級2位の原沢久喜(百五銀行)、100キロ級で全日本王者のウルフ・アロン(了徳寺大職)らは1周約300メートルの障害走でほふく前進。ウルフは顔を泥まみれにして取り組んでいた。

 大野は「人間力として自分の中に落とし込む」と収穫を得た様子。井上監督も「選手の心の部分で力に変わってもらえれば」と期待を込めた。

  • 陸上自衛隊空挺教育隊の体験入隊で、ほふく前進をする柔道男子のウルフ・アロン=陸自習志野駐屯地
  • 陸上自衛隊空挺教育隊に体験入隊し、ほふく前進をする柔道日本男子の井上康生監督=陸自習志野駐屯地
  • 陸上自衛隊空挺教育隊のパラシュート部隊の訓練を体験する柔道男子の大野将平=陸自習志野駐屯地
  • 陸上自衛隊空挺教育隊のパラシュート部隊の訓練を体験する柔道男子の原沢久喜=陸自習志野駐屯地
  • 陸上自衛隊空挺教育隊に体験入隊した柔道男子の原沢久喜(手前左)、永山竜樹(同右)、大野将平(右端)ら=陸自習志野駐屯地