2019.6.14 05:02

スノボと二刀流!平野歩夢、初の国際大会出場で準々決勝へ/スケボー

スノボと二刀流!平野歩夢、初の国際大会出場で準々決勝へ/スケボー

 スケートボード・デュー・ツアー(12日、米カリフォルニア州ロングビーチ)来年の東京五輪で新採用される競技の五輪予選対象大会。各種目予選が行われ、男子のパークは夏冬両五輪出場を目指す平野歩夢(あゆむ、20)=木下グループ=が11位で突破し、14日の準々決勝に進んだ。ストリートは昨年のジャカルタ・アジア大会を制した池慧野巨(けやき、18)=iS OLLiES=が1位、白井空良(そら、17)=ムラサキスポーツ=が3位で通過した。

 東京五輪への切符争いが本格化を告げる今大会で、まずは最低限の結果を残した。スノーボードとの二刀流で、夏冬両五輪出場を狙う平野歩は手堅い演技構成で予選を通過した。

 2018年平昌冬季五輪のスノーボード男子ハーフパイプで、2大会連続の銀メダルを獲得した平野歩にとって、スケートボードでは初の主要国際大会だった。最終結果が出るまで表情は硬かったが、大会関係者から準々決勝進出を告げられると「サンキュー」と笑顔で応じた。

 予選は3人同時に滑る形式。これまでの国内大会とは勝手が違い、ミスが目立った。それでも目を引く高さを誇るエアでは、スケートボードの本場で目の肥えた観衆のどよめきを誘った。

 ただ、男子の日本勢は世界トップとの差が大きく、予選11位では準々決勝突破は楽観視できない。平野歩本人も「課題」と話してきたように、得意の空中技だけでなく「コーピング」と呼ばれるコース上部の縁を使った技でさらに得点を稼ぐ必要がありそうだ。

★スケートボード・東京五輪への道

 パーク男女、ストリート男女の4種目で各20人が出場できる。パークはブラジル、ストリートはメキシコで9月に開かれる世界選手権の上位3人、今年1月1日から2020年5月31日までの大陸別選手権など選考対象5大会の世界ランキングポイント上位16人(世界選手権上位3人を除く)が出場資格を得る。日本は全4種目に、1人ずつ開催国枠が与えられており、最大で3選手が出場できる。