2019.6.14 17:46

NBAドラフト1位有力の八村塁に続く 20歳のテーブス海「夢つかむしかない」/バスケ

NBAドラフト1位有力の八村塁に続く 20歳のテーブス海「夢つかむしかない」/バスケ

IMGアカデミーで腕を磨く17歳の田中力(右)とマッチアップするテーブス海

IMGアカデミーで腕を磨く17歳の田中力(右)とマッチアップするテーブス海【拡大】

 バスケットボール男子日本代表候補による合宿が14日、東京都内で公開され、米ノースカロライナ大ウィルミントン校のテーブス海(かい、20)が参加した。NBAのドラフト(20日=日本時間21日)でゴンザガ大の八村塁(21)が1位指名を有力視されていることを受け、「周りがそこまでやっていると自分もやるしかないと思う。可能性があるなら夢をつかむしかない」と力を込めた。

 出身は大阪市。女子Wリーグの富士通を指揮するカナダ出身の父・BTテーブスと日本人の母の間で育った。身長188センチ、体重83キロの司令塔で、全米大学体育協会(NCAA)1部のチームを引っ張る。昨季は1年生ながら33試合に出場し、253アシストを記録。1試合平均7・7アシストは、NCAA1部で全体2位と堂々の成績だった。

 「シーズンを通して活躍し、周りから『このスタッツをあと3年続けたらNBAも近づくんじゃない』という声が聞こえてきた」。大学で結果を残すまで、NBA入りを考えたことはなかった。NCAAで切磋琢磨(せっさたくま)する八村の活躍も目の当たりにし、新しい夢ができた。

 日本代表のポイントガード争いは熾烈(しれつ)だ。「身体能力、スピード、リングに持っていく身長(得点力)、その上にパスがある。他のガードと比べてタイプが違う」とテーブス。身長178センチの篠山竜青(川崎)や167センチの富樫勇樹(千葉)ら、ライバルよりも大柄な体格を生かしたプレーでアピールを誓う。

 23日まで行われる合宿を経て、7月のウィリアム・ジョーンズ杯の日本代表が決まる。8-9月には2020年東京五輪を占うW杯が控える。「前から20年(五輪)が目標だった」。若きゲームメーカーがサバイバルを勝ち抜く。