2019.6.13 23:23

田中教仁、10回判定勝ちで初防衛 2年前の対戦の雪辱/BOX

田中教仁、10回判定勝ちで初防衛 2年前の対戦の雪辱/BOX

10R、攻める田中教仁(右)=後楽園ホール(撮影・蔵賢斗)

10R、攻める田中教仁(右)=後楽園ホール(撮影・蔵賢斗)【拡大】

 プロボクシングの日本ミニマム級タイトルマッチが13日、後楽園ホールで行われた。同級王者の田中教仁(のりひと、34)=三迫=が挑戦者で同級8位の春口直也(29)=橋口=に3-0の10回判定勝ち。初防衛と約2年前の対戦のリベンジに成功した。

 154センチと小柄な田中は序盤、身長が10センチ高い相手にやや苦戦。「やりづらい相手。あの身長でワンツーを連打してくる」と手数が多く、積極的に前に出てくる相手との距離感に苦しんだ。

 5回に右のクロスでダウンを奪い試合の流れをつかんだが「倒しにいったが、相手はまだ生きていた」とKO勝ちは逃した。それでも2017年5月に敗れた相手にリベンジを果たした。

 前回の対戦は春口の地元で所属ジムがある鹿児島開催。序盤に2度のダウンを奪ったが、春口が持ち直して挽回。僅差の判定で敗れた。1度引退し、復帰2戦目だった前回は「(相手との)距離を間違えた」と反省。今回は「相手の動きやパンチがすべて見えていた。自分のボクシングができた」と充実の表情を浮かべた。

 前回は妻の由香梨さん(34)も来ておらず、応援団も10人程度。地元の“聖地”開催だったこの日は、妻や娘の莉々愛ちゃん(5)と美織ちゃん(2)ら大応援団の前で、終わってみればジャッジの2人が97-92、1人が96-93をつける完勝だった。

 日本王座を獲得した試合のファイトマネーで、初めてパスポートを取得したという王者。「自分が目指すのはここじゃない。もっと上を狙いたい。いけるところまでいきたい」とさらに上を見据えた。

  • 5R、ダウンを奪う田中教仁(左)=後楽園ホール(撮影・蔵賢斗)
  • 試合に勝利し、記念写真に収まる田中教仁=後楽園ホール(撮影・蔵賢斗)
  • 試合に勝利し、ガッツポーズする田中教仁=後楽園ホール(撮影・蔵賢斗)
  • 3R、攻める田中教仁(左)=後楽園ホール(撮影・蔵賢斗)
  • 3R、攻める田中教仁(左)=後楽園ホール(撮影・蔵賢斗)