2019.6.8 12:39

サニブラウン、200Mは日本歴代2位の20秒08/陸上

サニブラウン、200Mは日本歴代2位の20秒08/陸上

男子200メートル決勝 20秒08をマークし3位となったサニブラウン・ハキーム(中央)=オースティン(共同)

男子200メートル決勝 20秒08をマークし3位となったサニブラウン・ハキーム(中央)=オースティン(共同)【拡大】

 陸上の全米大学選手権は7日、テキサス州オースティンで行われ、フロリダ大のサニブラウン・ハキームが追い風0・8メートルの男子100メートル決勝で9秒97の日本新記録をマークして3位となった。テキサス工科大のディバイン・オドゥドゥル(ナイジェリア)が9秒86で優勝した。

 これまでの日本記録は桐生祥秀(日本生命)が2017年に出した9秒98。サニブラウンは5月に9秒99をマークし、日本人初の2度目の9秒台となった。

 男子200メートル決勝は追い風0・8メートルで日本歴代2位の20秒08をマークし3位だった。オドゥドゥルが19秒73の好タイムで2冠に輝いた。サニブラウンは同400メートルリレー決勝では第2走者として今季世界最高となる37秒97での優勝に貢献した。(共同)

サニブラウン・ハキームの話「100メートルはレースが立て続けのコンディションの中で、心構えをしっかりしてきて(自己)ベストを出したので良かった。200メートルも課題はいろいろあるが、ベストで走れて満足かな」

「あまり実感はない。(後半に)ストライドが伸びてしまったので、そこをまとめていければ、もう少しいいタイムが出たと思う。このレベルでレースをしてすごく楽しい。こっち(米国)に来て良かった」

桐生祥秀の話「記録はいつか破られるものですし、僕も自己記録である日本記録の更新を目指してきました。次はチャレンジャーとしてハキーム君の日本記録に挑戦していきます。ハキーム君、日本記録おめでとう。日本選手権で一緒に走れるのを楽しみにしています」

山崎一彦・日本陸連トラック&フィールド・ディレクターの話「驚かないというか、出たなと。それが普通になったというのが一番の進歩。米国でああやって戦ってくれている。日本記録を目指すという日本の風潮ではなく、戦う中で9秒台を出すとか、9秒8を出すとかにもう視野がいっていると思う」

麻場一徳・日本陸連強化委員長の話「まだスタートも出遅れていたし、もっともっとタイムが出るんじゃないか。出るべくして出た記録。20歳という年齢も魅力で、この先が本当に楽しみ」

元日本記録保持者・伊東浩司氏の話「皆さんと一緒ですよ、出たんだなと。桐生君が(9秒98を)出した時の『おおー』というよりも(驚きはない)。ほとんどの人が彼の才能を認めて、9秒台や(200メートルを)19秒台で走るんだろうなと思っていたことが、どんどん現実になってきているという感じ」

  • 男子400メートルリレー決勝第2走者として出場したサニブラウン・ハキーム(右から2人目)=オースティン(共同)
  • 陸上全米大学選手権の男子100メートル決勝で、9秒97の日本新記録をマークし、3位となったサニブラウン・ハキーム=米テキサス州オースティン(共同)
  • 男子100メートル決勝9秒97の日本新記録をマークし、3位となったサニブラウン・ハキーム=オースティン(共同)
  • 陸上全米大学選手権の男子100メートル決勝で、9秒97の日本新記録をマークし、3位となったサニブラウン・ハキーム=米テキサス州オースティン(共同)
  • サニブラウン・ハキームが男子100メートル決勝で9秒97の日本新記録をマークしたことを示す電光掲示板=オースティン(共同)
  • 陸上全米大学選手権の男子100メートル決勝で、9秒97の日本新記録をマークし、3位となったサニブラウン・ハキーム(中央)=米テキサス州オースティン(共同)