2019.6.2 16:22

桐生、10秒05でV 自らに重圧かけ新境地/陸上

桐生、10秒05でV 自らに重圧かけ新境地/陸上

GP男子100メートル決勝で優勝した桐生祥秀(左から2人目)=コカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク陸上競技場(撮影・恵守乾)

GP男子100メートル決勝で優勝した桐生祥秀(左から2人目)=コカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク陸上競技場(撮影・恵守乾)【拡大】

 陸上・布勢スプリント(2日、鳥取・コカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパーク陸上競技場)男子100メートル決勝で、9秒98の日本記録を持つ桐生祥秀(23)=日本生命=が追い風0・1メートルの条件下、10秒05をマークして優勝した。予選の10秒04に続いて好タイムを出したが、「自己ベストを狙いに来た。タイムは満足していない」と言い切った。

 ライバル勢は軒並み出場を見送った大会で、勝負を度外視。とことん記録を狙った。「9秒台が出るからと、ずっと思ってスタートラインに立った」。今季は順位を求めてきたが、精神面でこれまでとは異なるアプローチで臨み、トップを譲らずにフィニッシュ。「違うメンタルの取り組みができた」とうなずいた。

 次戦は27日に開幕する日本選手権(福岡)。サニブラウン・ハキーム(フロリダ大)や山県亮太(セイコー)らと争う。日本記録保持者は「ライバルがいる中で優勝して世界選手権を決めたい」と闘志を燃やした。