2019.6.1 21:18

「ノーバリアゲームズ」第1回を開催 障害者、健常者一体の運動会

「ノーバリアゲームズ」第1回を開催 障害者、健常者一体の運動会

“運動会”で障害の壁を越え、笑顔を見せる「ノーバリアゲームズ」の参加者たち=東京・日比谷公園

“運動会”で障害の壁を越え、笑顔を見せる「ノーバリアゲームズ」の参加者たち=東京・日比谷公園【拡大】

 身体障害者と健常者、男と女、高齢者と子供…といった区別なく、チーム別で競い合う“運動会”「ノーバリアゲームズ」が1日、東京・日比谷公園で行われ、参加者は熱気ある交流でさわやかな汗を流した。

 国際パラリンピック委員会(IPC)との共同で、パラアスリートのドキュメンタリー番組「WHO I AM」を制作・放映しているWOWOWが、日比谷音楽祭の一環として開催。イタリアのパラフェンシング選手が行っているスポーツイベントに着想を得たもので、今回が第1回だ。

 障害者と健常者計120人が赤、青、黄、緑の4チームに分かれ、5つの種目で競った。種目は障害者と健常者がペアになって走る障害物レースや、ペアの走行をライバルチームが水鉄砲などで妨害するなどオリジナル。チーム全体のクリアタイムなどで競った。

 参加したのは車いすバスケットボールでパラリンピック金メダリストのパトリック・アンダーソン(カナダ)や、パラアルペンスキーのメダリスト、森井大輝、競泳のパラリンピックメダリストの木村敬一。プロゴルファーの東尾理子、元サッカー日本代表で日本障がい者サッカー連盟会長の北沢豪氏やラグビー元日本代表の大西将太郎氏、競泳のシドニー五輪代表、萩原智子氏らも参加した。

 子供の頃から障害者、健常者の壁なく一緒にバスケットボールをしてきたというアンダーソンは「障害があってもなくても負けたくないというのは共通の思い。それに気づけたと思う」と意義を語った。

 みんながずぶぬれにな中、司会を務めた松岡修造氏は「僕はぬれていないので悔しい」と不完全燃焼だった様子。それでも、来年の東京パラリンピックへ向け「健常者が気づき、表現できる大きなチャンス。もっと熱くなっていい、もっと熱くなれよといいたい」と“日本一熱い男”の熱気をみなぎらせていた。