2019.5.27 20:41

復帰戦優勝の阿部詩が帰国「もっと攻める柔道を作る」

復帰戦優勝の阿部詩が帰国「もっと攻める柔道を作る」

 柔道のグランプリ(GP)フフホト大会(中国)に出場した男女日本代表が27日、成田空港着の航空機で帰国した。女子52キロ級で優勝した阿部詩(うた、18)=日体大=は、2連覇が懸かる3カ月後の世界選手権(8月25日-9月1日、日本武道館)に向けて「もっともっと攻める柔道を作っていきたい」と抱負を語った。

 今大会は冬場から春先にかけて左肩を痛めた影響もあり、昨年11月以来、約半年ぶりの実戦だった。準備期間の3、4月に思うように練習をつめず、不安が残る中での復帰戦となったが、全4試合オール一本勝ち。増地克之女子監督(48)も「けがも悪化せず、いい内容だった。(今後へ)弾みがついたのではないか」と評価した。

 詩が今年の目標とするのは2020年東京五輪の“前哨戦”となる世界選手権での2連覇。この日、左肩の状態については「8-9割」とした上で、徐々に稽古の強度を上げていく方針だという。「自分の体と向き合いながら、もっともっと自分の柔道を上げていくだけ」。けがを経て、詩はたくましくなった。