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東京五輪聖火リレーは復興&世界遺産ルート!6・1詳細ルート発表へ

東京五輪聖火リレーは復興&世界遺産ルート!6・1詳細ルート発表へ

新国立競技場

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 2020年東京五輪の聖火リレーのルート概要が24日、判明した。東日本大震災の津波に耐えたことで知られる「奇跡の一本松」(岩手県陸前高田市)や、震災がれきで造られた人工の丘「千年希望の丘」(宮城県岩沼市)、熊本県では16年の熊本地震で被災し修復中の熊本城が組み込まれるなど、大会理念の一つである「復興五輪」のメッセージを強く発信する狙いが明らかになった。

 来年3月26日にスタートする東京五輪の聖火リレー。そのルートには、災害の記憶を伝える象徴的な場所が組み込まれることになる。

 東日本大震災で東京電力福島第1原発事故の対応拠点となった福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」を出発点とすることは、既に決定済み。聖火リレーの運営に関わる関係者への取材を総合すると、「奇跡の一本松」や「千年希望の丘」などを通ることが内定した。

 各地の世界遺産も組み込まれる見通し。青森県は白神山地、栃木県は日光東照宮(日光市)、群馬県は富岡製糸場(富岡市)、広島県は厳島神社が有名な宮島(廿日市市)や原爆ドームがある平和記念公園(広島市)、沖縄県は首里城(那覇市)が入る方向だ。

 北海道は白老町に来年4月にオープンするアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」を通る方針で、文化の多様性を発信する。三重県は伊勢神宮(伊勢市)、京都府は日本三景の「天橋立」(宮津市)、鳥取県は鳥取砂丘(鳥取市)、山口県は錦帯橋(岩国市)など、地域を代表する名所や景観も背景にしながらランナーが駆け抜けることになりそうだ。

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