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休場の貴景勝、手術も 右膝靱帯損傷で加療3週間…再出場は絶望的/夏場所

休場の貴景勝、手術も 右膝靱帯損傷で加療3週間…再出場は絶望的/夏場所

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貴景勝
4日目の御嶽海戦で膝を負傷し、右脚を引きずりながら引き揚げた貴景勝。新大関が無念の休場となった

4日目の御嶽海戦で膝を負傷し、右脚を引きずりながら引き揚げた貴景勝。新大関が無念の休場となった【拡大】

 大相撲夏場所5日目(16日、両国国技館、観衆=1万936)新大関貴景勝(22)が日本相撲協会に「右膝関節内側側副靱帯(じんたい)損傷」により「今後約3週間の加療を要する見込み」との診断書を提出し、休場した。3勝目を挙げた4日目の小結御嶽海との対戦で負傷した。貴景勝の休場は昨年春場所以来2度目。新元号「令和」で迎えた初の本場所は初日から休場した横綱白鵬(34)に続き看板を背負う新大関も不在となり、波紋が広がる。一人横綱の鶴竜(33)は5連勝とした。

 師匠の千賀ノ浦親方(58)=元小結隆三杉=は16日朝、新大関から連絡を受けた。「本人から『痛みがあるので休場したい』という話だった。あまり痛いという男ではないので、相当痛いのだろう」と沈痛な表情を浮かべた。

 貴景勝は東京・台東区の千賀ノ浦部屋での朝稽古に姿を見せず、2つの病院でMRI(磁気共鳴画像装置)などの診察を受け、再出場はしない方向。7月の名古屋場所は昇進2場所目で早くもかど番となる。師匠は「本人が一番悔しいだろう。無理に出て、相撲人生を終わらせるわけにはいかない。ゆっくり時間をかけて治していく」と説明。手術の選択も否定はしなかった。

 新大関の休場は平成30年名古屋場所の栃ノ心に次ぐ事態だが、貴景勝の場合、場所後の6月16日に予定される「大関昇進披露宴」にも影を落とす。東京都内最大級の規模を誇るグランドプリンスホテル新高輪「飛天の間」(港区)で開かれ、すでに約2000人に招待状を送付。1500人前後の出席が見込まれるという。食事や引き出物、催しの進行などの準備が着々と進行中だ。

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