2019.5.17 18:08

JSC、新国立建設現場の過酷労働指摘に「あり得ない」 報告書に26日連続勤務

JSC、新国立建設現場の過酷労働指摘に「あり得ない」 報告書に26日連続勤務

 日本スポーツ振興センター(JSC)は17日、新国立競技場の建設現場で26日間の連続勤務があったとする労働組合の国際組織の報告書について「あり得ない」と否定した。他に指摘を受けた過酷な労働実態があったかどうか「事実関係を精査したい」とした。

 報告書は国際建設林業労働組合連盟(本部ジュネーブ)が15日に公表した。新国立を含めた2020年東京五輪・パラリンピック競技会場の建設現場で労働者の権利が侵害されているとして、JSCや大会組織委員会などに改善を求めた。

 JSCは連続勤務について「日曜日に原則として工事を行っていないため、考えられない」と否定した。薄暗い作業現場で負傷者が出たとの指摘には、明るい環境下で同程度のけがをした事案は確認しており「精査が必要」とした。今後問題が確認された場合は、受注者の大成建設などの共同企業体(JV)や下請け会社に労務管理の徹底を求める。