2019.5.17 18:26

谷川翔、内村不在のN杯で主役に/体操

谷川翔、内村不在のN杯で主役に/体操

特集:
内村航平
体操のNHK杯を前に記者会見する谷川翔=武蔵野の森総合スポーツプラザ

体操のNHK杯を前に記者会見する谷川翔=武蔵野の森総合スポーツプラザ【拡大】

 体操の世界選手権(10月、ドイツ・シュッツトガルト)代表選考会を兼ねたNHK杯が18日、東京・調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで開幕する。17日は会場で記者会見が行われ、初優勝を目指す全日本王者の谷川翔(20)=順大=が「優勝したいと強く思う。NHK杯をもらっている自分の姿を想像すると、しっくりくる」と目をギラつかせた。

 4月末の全日本選手権の予選と決勝の合計得点を持ち点に争われ、男子は今大会の上位3人が代表に選ばれる。次代のエースは昨年も全日本覇者として臨んだ。トップで迎えた最終種目の鉄棒で落下して4位に沈み、代表切符を逃した。

 「去年は全日本の優勝が衝撃的すぎた。その余韻に浸っていた。悪い言い方をすれば調子に乗っていた」。昨年の教訓を胸に、全日本から3週間調整。Dスコア(演技価値点)は変えず、出来栄えを示すEスコアを伸ばす狙いで汗を流してきた。着地は演技のみならず、アップでの宙返りから止める意識を持った。

 全日本で予選落ちした昨年覇者の内村航平(リンガーハット)は不在。「去年は僕の下から内村さんが追い上げてきて誰よりも怖かった。その点では(今年は)怖くない。一緒に戦って勝ちたかった」と谷川翔。絶対王者のいない舞台で主役は譲れない。