2019.5.17 15:23

北氏が川崎初代GMに 新監督は佐藤氏/Bリーグ

北氏が川崎初代GMに 新監督は佐藤氏/Bリーグ

初代GMに就任した北卓也前監督(右)と、代わってチームの指揮を執る佐藤賢次新監督は、力強く握手した=川崎市の川崎日航ホテル

初代GMに就任した北卓也前監督(右)と、代わってチームの指揮を執る佐藤賢次新監督は、力強く握手した=川崎市の川崎日航ホテル【拡大】

 バスケットボール男子プロ、Bリーグ1部の川崎は17日、川崎市内で記者会見し、今季限りで監督を勇退した北卓也氏(46)がチーム初のゼネラルマネジャー(GM)に就任すると発表した。

 北氏と、新たに監督に就任する佐藤賢次氏(39)がクラブの元沢伸夫社長と記者会見に出席。北氏は「選手として東芝に入社し、川崎ブレイブサンダースまで選手13年、アシスタントコーチ3年、ヘッドコーチ(監督)8年の、計24年間、現場に携われたのは幸せなこと」と話した。

 ホームで新潟に敗れ、中地区優勝がなくなった4月13日の夜に元沢社長にメールで辞任の意思を伝えたと明かし、「最低限の目標を達成できなかったのが理由。ヘッドコーチを8年間務め、長いなと思っていたし、(佐藤)賢次を上げるタイミングはいつかなと思ってもいた。心配なくバトンタッチできる」とした。

 シーズン途中から監督を支える相談役としてGMの必要性を感じていたという元沢社長は、北氏に就任を打診。北氏は検討の上、「川崎のチームには愛着があり、(辞任後も)何かできないかと考えていた。必要とされるならと」と受諾した。

 今後はチーム編成に関わる業務を行う。「日本人選手には控えの攻撃力が他に比べて少ない。誰が出ても戦力が落ちないような補強が必要。外国人はニック(ファジーカス)と共存できる、ニックにないものを補える選手を」と構想の一端を明かした。

 北氏は現役時代、シューターとして日本代表などで活躍。1995年ユニバーシアードで銀メダルを獲得し、東芝では天皇杯全日本選手権とリーグの2冠も達成した。監督としてはNBL時代最後となる2015-16年シーズンなど2度の優勝。Bリーグ初年度の16-17年には準優勝に導いた。

 佐藤新監督は「キーワードは伝統と変革。東芝時代から培った、選手と観客の一体感の醸成や、選手のあうんの呼吸、選手がやりやすい環境は引き継いでいきたい」と抱負を語った。