2019.5.12 05:01

2度目世界戦の黒田が予備検診、王者を「安心して殴れる」/BOX

2度目世界戦の黒田が予備検診、王者を「安心して殴れる」/BOX

王者が見つめる前で検診を受ける黒田

王者が見つめる前で検診を受ける黒田【拡大】

 プロボクシングのIBF世界フライ級タイトルマッチ(13日、東京・後楽園ホール)の予備検診が11日、東京都内で行われ、2度目の防衛を目指す同級王者モルティ・ムザラネ(36)=南アフリカ、2度目の世界戦となる同級4位の黒田雅之(32)=川崎新田=はともに異常なしと診断された。

 挑戦者らしからぬ落ち着きだ。6年3カ月ぶり2度目の世界挑戦まで残り2日。王者と初対面した黒田は「王者は人間的にも優れているもの。ムザラネにも風格を感じたので、安心して思い切り殴れる」と冷静に話した。

 身長で8センチ、リーチで1・5センチも上回った。「この階級では背が高い方なので、いつもと変わらない」と淡々と話した。前回に比べ、胸囲は3センチ減だが、視力は左右ともに1・5を維持。「視力が落ちていないのはうれしいが、胸がしぼんでおじさんになった」と苦笑した。

 8年前から東海大の高妻容一教授からメンタルトレーニングの指導を受けている。週2回の実践、月1回の講習会。終始、冷静な黒田は「試合に集中できている。楽しみ」と効果を実感していた。 (伊藤隆)

  • IBFフライ級タイトルマッチの予備検診後にポーズを取る挑戦者の黒田雅之(右)と王者のモルティ・ムザラネ=11日、東京都文京区