2019.5.1 16:04

トヨタ、eスポーツ活用 スープラのレース大会開催

トヨタ、eスポーツ活用 スープラのレース大会開催

レーシングゲームでの「GRスープラ」のレース大会のイメージ(トヨタ自動車提供)

レーシングゲームでの「GRスープラ」のレース大会のイメージ(トヨタ自動車提供)【拡大】

 トヨタ自動車はコンピューターゲームの腕前を競う「eスポーツ」の活用に乗り出した。プレイステーション4向けレーシングゲーム「グランツーリスモSPORT」で、トヨタの新型スポーツ車「GRスープラ」のレース大会を4月27日から開催している。運転免許を持たない学生など幅広い層に車の楽しさを訴える。参加者の意見は実際の車両開発に生かす。

 大会は予選を4~9月にオンライン上で実施。富士スピードウェイ(静岡県小山町)や鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)などを再現したコースを舞台とする。全13戦のうち好成績を収めた5戦の得点を合計し、上位に入れば10月の東京モーターショーに合わせて開く決勝に出場できる。

 トヨタが力を入れるモータースポーツ活動への関心を高める狙いもある。2018年から19年にかけて耐久レースのルマン24時間や世界ラリー選手権(WRC)、ダカール・ラリーを制したが、世間で十分に認知されているとは言いがたい。

 トヨタGR統括部の柳沢俊介氏は「eスポーツを一過性のブームに終わらせず、車やモータースポーツの愛好者を増やしたい」と話す。