2019.4.29 22:02

ふがいない最重量級 井上監督「地力と技術がなければ…」/柔道

ふがいない最重量級 井上監督「地力と技術がなければ…」/柔道

 体重無差別で争う柔道の全日本選手権は29日、東京・日本武道館で世界選手権(8月25日~9月1日・日本武道館)男子100キロ超級の代表最終選考会を兼ねて行われ、2017年世界選手権100キロ級覇者で23歳のウルフ・アロン(了徳寺学園職)が決勝で12年全日本王者の加藤博剛(千葉県警)を延長の末、支え釣り込み足で技ありを奪って優勢勝ちし、初優勝を達成した。

 決勝に進んだウルフと加藤はそれぞれ100キロ級と90キロ級を主戦場とする。互いに最重量級の選手をなぎ倒し、体重無差別の試合の醍醐味を体現。一方で主役を担うはずの100キロ超級が4強で消えるふがいなさだった。

 本命と期待された原沢は準々決勝で敗退し、地元開催の世界選手権へ気がかりな結果となった。最重量級の復権に向け、日本男子の井上監督は「絶対的な地力と変化に対応できる細部の技術がなければ、勝ち続けることはできない」と課題を感じ取っていた。