2019.4.29 17:36

ウルフ・アロン、初Vで平成最後の王者に/柔道

ウルフ・アロン、初Vで平成最後の王者に/柔道

優勝し天皇杯を掲げるウルフアロン=日本武道館(撮影・桐山弘太)

優勝し天皇杯を掲げるウルフアロン=日本武道館(撮影・桐山弘太)【拡大】

 柔道・全日本選手権(29日、日本武道館) 体重無差別で争う大会で、今夏の世界選手権(日本武道館)男子100キロ超級代表最終選考会を兼ねて行われ、2017年世界選手権100キロ級王者のウルフ・アロン(了徳寺学園職)が決勝で12年覇者の加藤博剛(千葉県警)を5分29秒の末に支え釣り込み足を仕掛け、優勢勝ちで初優勝を飾った。平成最後の日本一決定戦を制し、今夏の世界選手権(日本武道館)、1年3カ月後に迫る東京五輪へ頼もしさが増した。

 「スタミナ、力強さ、粘り強さを前面に出して試合ができた」

 準々決勝は過去3度の優勝経験がある王子谷剛志(旭化成)に延長の末に内股、続く準決勝では1992年バルセロナ五輪銀メダリストの小川直也氏を父に持ち、昨年の世界選手権100キロ超級代表の小川雄勢(パーク24)を大内刈りでともに一本勝ちした。

 2連覇を狙った昨年の世界選手権100キロ超級銅メダルの原沢久喜(百五銀行)は準々決勝敗退。五輪王者の故斉藤仁氏の次男で初出場の斉藤立(東京・国士舘高)は3回戦で敗れるも、初出場で16強と健闘した。世界選手権代表経験のある七戸龍(九州電力)は2回戦敗退だった。

  • 決勝、加藤博剛(左)を破って優勝したウルフアロン=日本武道館(撮影・福島範和)