2019.4.24 21:47

鈴木長官、市船高時代に小出氏から授業「やる気引き出すのが上手」

鈴木長官、市船高時代に小出氏から授業「やる気引き出すのが上手」

シドニー五輪女子マラソンで優勝した高橋尚子さん(左)と小出義雄さん(2000年9月24日撮影)

シドニー五輪女子マラソンで優勝した高橋尚子さん(左)と小出義雄さん(2000年9月24日撮影)【拡大】

 女子マラソンの指導で知られた小出義雄さんが死去した24日、スポーツ庁の鈴木大地長官は東京都内で「もっと話を聞きたかった。東京五輪で小出さんが指導するところを見たかった」と惜しんだ。

 鈴木長官は順大の後輩に当たり、千葉・市立船橋高時代には小出さんの保健体育の授業を受けた経験もある。「やる気を引き出すのが上手。この先生についていったら強くなれるんじゃないかという気持ちにさせてくれる」と振り返った。

 順大で小出さんを指導した帖佐寛章さんは「指導者になりたいと言って高校卒業後、社会人を経て“4浪”で大学に入って来た。パワハラじゃなく、おだてるやり方で日本の女子マラソンここにありという大きな功績を残した」と称賛。高橋尚子さんが優勝した2000年シドニー五輪で陸上の監督を務めた桜井孝次さんは「長いこと一緒に戦ってきた仲間。選手も個性があったが、監督はもっとあった」と懐かしんだ。

 日本陸連は「五輪を来年に控え、女子マラソン界、陸上界のためにご指導いただきたいことがまだまだたくさんありました」との横川浩会長の談話を発表した。