2019.4.24 21:12

瀬古氏、小出さんの「男子は練習が少ない」に奮起/陸上

瀬古氏、小出さんの「男子は練習が少ない」に奮起/陸上

高橋尚子さん(左)と小出義雄さん(2015年1月18日撮影)

高橋尚子さん(左)と小出義雄さん(2015年1月18日撮影)【拡大】

 女子マラソンの名指導者、小出義雄さんが死去した24日、日本陸連の瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは東京都内で「残念だし、悲しい。本当に日本のマラソン界を救ってくれた」と悼んだ。

 時間や財産を育成に費やし、明るいキャラクターで注目を浴びた先人を「24時間、マラソンのことばかり考えていた。苦しい、つらいというイメージがあったが、見ていて楽しいというのが小出さんと高橋尚子さん」と称賛した。

 その教え子たちと対照的に男子マラソンは低迷し、小出さんから「男子はな、練習が少ないんだよ」と言われたことも。「悔しかったけど、やったらそれだけ結果が出るんだと思った」と振り返る。印象的なエピソードとして、有森裕子さんが銅メダルを獲得したアトランタ五輪の祝いの席での一幕を挙げた。「ありがとう」と頭を下げた小出さんが、テーブルと間違えて熱い鉄板の上に両手を下ろしたという。「手が焦げても平気でお酒を飲み、楽しそうにしていた」と懐かしんだ。