2019.4.17 05:00(1/2ページ)

【五輪を語る 産経新聞特別記者・佐野慎輔】来年の東京五輪もあの“だみ声”応援を聞きたかった

【五輪を語る 産経新聞特別記者・佐野慎輔】

来年の東京五輪もあの“だみ声”応援を聞きたかった

特集:
五輪を語る 産経新聞特別記者・佐野慎輔
2012年ロンドン五輪のサッカー女子「なでしこジャパン」初戦で元気な姿を見せた山田さん。選手を励まし続けた

2012年ロンドン五輪のサッカー女子「なでしこジャパン」初戦で元気な姿を見せた山田さん。選手を励まし続けた【拡大】

 惜しまれて…という言葉がふさわしい。さる3月9日、92歳で亡くなった「オリンピックおじさん」こと山田直稔さんのお別れの会が16日、自身も経営に関わった東京木場ホテルで行われた。

 山田さんの死が報じられたとき、橋本聖子さんや有森裕子さん、福原愛さんら多くのオリンピアンが「異国の地で山田さんの応援に勇気づけられた」と談話を寄せた。国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長までも哀悼の意をツイート。その日のNHK「ニュースウオッチ9」は異例のトップニュースで扱った。あの奇抜な応援姿には異論もあったと聞くが、山田さんの周囲はいつも明るく、笑顔にあふれていた。

 「長嶋茂雄さんにサ、『あんたは、インターナショナル・チアリーダーだ』といわれたよ。いってみれば、オレはミスター公認の国際応援団長だな…グァハ、ハ、ハ」

 山田さんとは同じ富山県出身で親しく話し込んだこともある。あのだみ声を令和の時代も、「応援人生の集大成」と話していた来年のオリンピックでも聞きたかった…。

【続きを読む】