2019.4.15 11:38

吉村兄弟、そろいのネックレスでともに戦う 世界選手権へ向け出発/卓球

吉村兄弟、そろいのネックレスでともに戦う 世界選手権へ向け出発/卓球

特集:
張本智和
初の兄弟同時出場で意気込む兄の吉村真晴(左)と弟の和弘=羽田空港

初の兄弟同時出場で意気込む兄の吉村真晴(左)と弟の和弘=羽田空港【拡大】

 卓球の世界選手権個人戦(21~28日、ブダペスト)の男女日本代表が15日、羽田空港から最終合宿地のドイツへ向けて出発した。

 初めて兄弟一緒に世界選手権に出場する吉村真晴(25)=名古屋ダイハツ=と和弘(22)=愛知工大=は、兄の真晴が「非常にうれしいし楽しみ」と話すと、弟の和弘は「兄弟で出るのが夢だったから、どんな形でも兄が選ばれてうれしかった」と喜んだ。

 当初、真晴は代表から落ちていたが、右手薬指けんしょう炎の張本智和(15)=木下グループ=の治療を優先するため、石川佳純(26)=全農=とペアを組む予定だった混合ダブルスから外し、代わりに石川とのペアで2年前に世界王者となった真晴が代表に入った。「石川さんとのコンビを確認し、2連覇を目指す。必ずメダルを持って帰るようにしたい」と意気込む真晴。シングルス代表の和弘は「上位進出を狙い、自分らしく頑張る」と誓った。

 当初、代表落ちした兄は、選ばれた弟と「一緒に戦う」という気持ちを表すため、自分用に勝利のVとイニシャルのM、弟用には同様にVとKをデザインし、中央にダイヤを埋めた10金のネックレスを製作。弟に渡したが、その後になって兄も代表入りした。弟は「うれしい。兄の気持ちも背負ってプレーしたい」と気合を入れた。

 日本代表はドイツ・グレンツァオで直前合宿を行い、19日にブダペスト入りする。