2019.4.7 16:05

阿部一二三、決勝で丸山に敗れる/柔道

阿部一二三、決勝で丸山に敗れる/柔道

男子66キロ級決勝で丸山城志郎に敗れた阿部一二三=福岡国際センター

男子66キロ級決勝で丸山城志郎に敗れた阿部一二三=福岡国際センター【拡大】

 柔道・全日本選抜体重別選手権大会最終日(7日、福岡国際センター)世界選手権(8月25日開幕、東京・日本武道館)の最終代表選考会。男子66キロ級は、国際大会3連勝中の丸山城志郎(25)=ミキハウス=が決勝で、世界選手権2連覇中の阿部一二三(ひふみ、21)=日体大=を下し、2連覇を達成。世界選手権の代表入りへ、アピールした。この日の競技終了後に最重量級を除く男女各6階級の世界選手権代表が決まる。

 今後を占う大事な国内争いで、意地を見せた。世界王者との13分23秒に及ぶ熱戦を制した。丸山が、ガッツポーズを作って喜んだ。「素直にうれしい。意地と意地のぶつかり合いだった」としたたる汗をぬぐった。

 2試合とも一本勝ちして迎えた決勝。2分過ぎに指導を受けるなど、苦しい場面もあったが慌てなかった。内股などで果敢に攻め続けた。一進一退の攻防が続き、13分過ぎだった。「体が反応した」と丸山が巴投げを仕掛け、技ありを奪って勝負に終止符を打った。昨年11月のGS大阪決勝と同じ「奇襲技」で阿部に対して価値ある2連勝を飾った。

 直近2試合の国際大会で優勝を逃していた世界選手権2連覇の阿部に対し、丸山はGS大阪から国際大会で3連勝中。再び直接対決を制し、今後の闘いに向けても強烈なアピールとなった。

 1年3カ月後の東京五輪に向けて激しさを増す代表争い。丸山は「まだまだ未熟なところがいっぱい。心、技、体、すべてを強くしていきたい。東京五輪で金メダルを獲得したい」と誓った。

  • 男子66キロ級で優勝した丸山城志郎=福岡国際センター
  • 柔道男子66キロ級の阿部一二三
  • 男子66キロ級決勝阿部一二三(右)を破り優勝した丸山城志郎=福岡国際センター