2019.4.7 05:02

尚弥のいとこの井上浩樹、日本王座奪取!3-0判定勝ち“一族”で3人目/BOX

尚弥のいとこの井上浩樹、日本王座奪取!3-0判定勝ち“一族”で3人目/BOX

 プロボクシング・日本スーパーライト級タイトルマッチ(6日、後楽園ホール)同級1位の井上浩樹(26)=大橋=が、王者の細川バレンタイン(37)=角海老宝石=に3-0で判定勝ちし、初挑戦で王座を獲得した。WBA世界バンタム級王者の井上尚弥(25)、WBC世界同級暫定王者の拓真(23)に続き、“井上一族”で3人目の王者となった。

 勝者を告げるアナウンスが流れると、井上浩は感極まった。プロ13戦目で王座を奪取。リング上でいとこの尚弥、拓真から祝福され「日本王者になれるのか不安だった。夢みたいで不思議な気持ち」と涙を浮かべた。

 KO率83%の強打を誇るが、決定的な場面を作れなかった。3月の練習中に左拳を負傷。大事な時期に実戦練習を積めなかった影響が大きく、尚弥から「持っている力の半分しか出ていなかった。物足りない」と指摘され、新王者は苦笑い。

 父の雄一さん(49)が、世界王者2人の父・真吾さん(47)の兄で、小学生のときから3人で切磋琢磨(せっさたくま)。“井上一族”はプロで計43勝無敗、ベルトは7本目。「2人に追いつけるように、すぐに練習を再開したい」。3人目の世界王者が新たな目標だ。 (伊藤隆)

井上 浩樹(いのうえ・こうき)

 1992(平成4)年5月11日生まれ、26歳。神奈川・座間市出身。いとこの尚弥の影響で小学3年からボクシングを始める。神奈川・相模原青陵高で高校3冠。拓大を中退後、国体、全日本社会人で優勝。アマ戦績は112勝(60KO)18敗。2015年12月にプロデビュー。戦績は13勝(10KO)無敗。左ボクサーファイター。178センチ。