2019.3.29 15:58

石川祐希が帰国、結果に不満もセリエA全試合先発出場で手応えも/バレー

石川祐希が帰国、結果に不満もセリエA全試合先発出場で手応えも/バレー

バレーのイタリア・セリエAでプロ1年目のシーズンをを終えて帰国した石川祐希=成田空港

バレーのイタリア・セリエAでプロ1年目のシーズンをを終えて帰国した石川祐希=成田空港【拡大】

 バレーボール全日本男子のエースで、所属するイタリア・セリエAで今季を終えた石川祐希(23)=シエナ=が29日、成田空港に帰国。充実したシーズンを振り返った。

 「満足できる結果ではないが、プロ1年目としてやるべきことは果たしたと思う」。石川はうなずいた。

 今季は26試合全てに先発で出場し、チームの中心選手の地位を確立した。アタック310点、ブロック37点、サーブ29点で、計376得点はリーグ12位。「一番大きいのは、大きなけがなく出続けられたこと」という。

 過去にはリハビリでシーズン序盤に出場できなかったり、終盤に負傷して離脱したりでけがが多いイメージもあったが、それを払拭するシーズンとなった。「トレーニングがしっかりできているときは、ジャンプも高く感じられたり、滞空時間も長いと感じられました」と実感を語る。

 栄養士の指導を受け、現地で手に入る食材を生かして自炊したり、ストレッチの時間を長く取ったりと、セルフケアに気をつけた。「といって料理ができるようになったわけじゃないんですけどね。シンプルに肉を焼いて、野菜はできるだけいろんな種類を取るように気をつけました。炊飯器を持って行っていたので、お米もしっかり食べました」。自己管理のおかげでシーズン初めより2~3キロ体重が増え、筋肉量もアップした。

 サーブレシーブも「(昨年の)世界選手権で課題と感じたフローターサーブの返球率はよかった」。一方で「ジャンプサーブの返球率はよくなかったので、今後への課題が見えた」とする。チームの中心として他の選手とコミュニケーションを取り、試合中に自分から指示できるようになったというのも、昨季まではなかった成長点。だからこそ3勝23敗の全14チーム中の13位という結果には納得できないという。

 これから始まる国際試合のシーズンは、来年の東京五輪へ向けて重要になる。今季最大の大会は秋に国内で行われるW杯だ。「W杯の先に五輪がある。五輪のために、W杯は結果を出さないとまずいと思う。W杯で上位に入るのが最低ライン。そこを目標にトライしていきたい」と、腕を撫した。

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