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白鵬、懲戒処分も…春場所千秋楽の三本締めは「乗り」 コンプラ委に調査委嘱へ

白鵬、懲戒処分も…春場所千秋楽の三本締めは「乗り」 コンプラ委に調査委嘱へ

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春場所千秋楽の優勝インタビューで、観客とともに三本締めを行う白鵬。処分の有無が検討されることになった

春場所千秋楽の優勝インタビューで、観客とともに三本締めを行う白鵬。処分の有無が検討されることになった【拡大】

 日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で理事会を開き、春場所で42度目の優勝を全勝で飾った横綱白鵬(34)が、千秋楽の優勝インタビューで観客に促して三本締めを行った行為について本人を呼び出し、事情を聴取した。白鵬は謝罪したが、理事会は事態の調査をコンプライアンス委員会に委嘱し、答申を待つことになった。

 伝統の礎を守るためにも、看過できない。白鵬の行為が「懲戒処分」に発展する可能性も出てきた。理事会が、禁止行為の事実関係を調査するコンプライアンス委員会へ事態の調査を委嘱する。

 24日の春場所千秋楽、土俵横での優勝インタビュー。白鵬は平成最後の本場所に際して観客に三本締めを促し、行った。これに対し、千秋楽翌日の横綱審議委員会(横審)では厳しい意見が相次いだ。矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)は「手締めというのは行事が全部終わった後にやるもの。優勝し、横綱といえども一力士としてやれる立場なのか」と疑問を呈した。

 本場所は千秋楽の表彰式後、「神送りの儀式」を行い終了する。御幣(ごへい)を持った行司が出世力士たちに胴上げされる様子は、無事に千秋楽を迎え、降臨していた神様に天へ帰っていただく儀式。26日の評議員会でも白鵬の軽率な行為に注意を与えるよう要請が出ていた。

 この日の理事会に出席していた芝田山広報部長(元横綱大乃国)によれば、師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)とともに理事会へ呼び出され、事情聴取を受けた白鵬は謝罪したという。「その場の雰囲気、乗りというか。平成最後を盛り上げようとして」という趣旨の弁明をしたという。

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