2019.3.25 20:14

横審、三本締めの白鵬に苦言「やれる立場なのか疑問」

横審、三本締めの白鵬に苦言「やれる立場なのか疑問」

特集:
白鵬
大相撲春場所で優勝し、インタビューの最後に三本締めをする横綱白鵬=24日、大阪市のエディオンアリーナ大阪

大相撲春場所で優勝し、インタビューの最後に三本締めをする横綱白鵬=24日、大阪市のエディオンアリーナ大阪【拡大】

 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は25日、東京・両国国技館で定例会合を開き、大相撲春場所で42度目の優勝を全勝で飾った横綱白鵬を高く評価した。

 一方、白鵬が千秋楽の優勝インタビューで、平成最後の本場所に際して行った観客との三本締めには苦言を呈した。矢野弘典委員長(産業雇用安定センター会長)は「手締めというのは行事が全部終わった後にやるもの。優勝し、横綱といえど一力士としてそういうことをやれる立場なのかという疑問」と述べた。

 本場所は千秋楽の表彰式後に神送りの儀式を行い終了する。相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「古く大事なものは残していくのが大事なので、それは教育しないといけない」と話した。白鵬は元横綱日馬富士の傷害事件が発覚した2017年九州場所の千秋楽で観客に万歳三唱を促すなどして、理事会で厳重注意を受けた。

 10勝して大関昇進を確実にした関脇貴景勝について、矢野委員長は「一直線に頭から当たり、押していく相撲はなかなか魅力的。うんと稽古して頑張ってほしい。期待している」と話した。