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激動の相撲人生…貴景勝、新時代も貫く「貴乃花道」/春場所

激動の相撲人生…貴景勝、新時代も貫く「貴乃花道」/春場所

特集:
貴景勝
平成28年3月、新十両昇進が決まり、当時師匠の貴乃花親方(右)と会見に臨んだ貴景勝

平成28年3月、新十両昇進が決まり、当時師匠の貴乃花親方(右)と会見に臨んだ貴景勝【拡大】

 部屋で最も番付が上だが、千賀ノ浦親方(58)=元小結隆三杉=が土俵に下りる際に履物を差し出す。同親方は「(部屋移籍の)影響を感じさせない。精神的に大人。淡々と自分のやるべきことが分かっている」とうなずく。

 ただ、気掛かりなのは成績が下降している点だ。今場所は13日目に9勝目を挙げ、昇進の目安とされる「三役で直近3場所を33勝」に到達したが、そのまま9勝止まりなら昇進は見送られるところだった。

 重圧の掛かる千秋楽に10勝目を挙げ、3場所で34勝として大きな結果をつかんだ。成長過程の若武者は「自分のためにやったことが人のためになる」と感謝を重んじ、新たな一歩を踏み出す。

貴景勝の師匠、千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)「(貴景勝は)世紀の一番と言っていいぐらい。プレッシャーの中、あれだけの相撲が取れるのは度胸がある。大関相手に圧倒する相撲が取れたので、大関になっていいんじゃないかなと思う」

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  • 千賀ノ浦部屋の千秋楽パーティーで貴景勝(中央)は父・佐藤一哉さん(左)、母・純子さんと記念撮影。家族で大関とりを喜んだ(撮影・寺口純平)
  • 安堵の表情を見せる貴景勝=エディオンアリーナ大阪(撮影・林俊志)
  • 貴景勝という男
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