2019.3.24 22:43

八角理事長「1年前の強い栃ノ心に戻って」貴景に完敗の栃心に奮起促す/春場所

八角理事長「1年前の強い栃ノ心に戻って」貴景に完敗の栃心に奮起促す/春場所

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貴景勝
押し出しで栃ノ心を破った貴景勝(右)=エディオンアリーナ大阪(撮影・林俊志)

押し出しで栃ノ心を破った貴景勝(右)=エディオンアリーナ大阪(撮影・林俊志)【拡大】

 大相撲の東大関栃ノ心(31)=本名レバニ・ゴルガゼ、ジョージア出身、春日野部屋=が春場所千秋楽の24日、関脇貴景勝に敗れて8敗目を喫して2場所連続負け越しとなり、来場所の関脇転落が決定した。

 在位5場所での大関陥落は1974年夏場所の大受に並ぶ最短記録(年6場所制となった58年以降。大関復帰力士を除く)。今場所が2度目のかど番だった。来場所で10勝すれば大関に復帰できる。大関の転落は、2017年九州場所で関脇に落ちた照ノ富士以来。

 貴景勝に完敗した栃ノ心は落胆した表情を浮かべ「何とも言えない。俺が弱いから」と話した。日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「これで終わるわけではない。けがを治し、1年前の強い栃ノ心に戻ってほしい」と奮起を促した。

 栃ノ心は昨年夏場所後にジョージア出身初の大関に昇進。怪力を生かした豪快な取り口に横綱も期待されたが、新大関として臨んだ翌名古屋場所は右足親指の負傷で途中休場。先場所も右太もも肉離れで5日目から休場するなど昇進後は故障に苦しんだ。今場所は10日目から横綱、大関陣に4連敗したのが響いた。

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