2019.3.24 00:16

【一問一答】羽生「実力不足、リスペクトするからこそチェンに勝ちたい」/フィギュア

【一問一答】

羽生「実力不足、リスペクトするからこそチェンに勝ちたい」/フィギュア

特集:
羽生結弦
銀メダルを手にする羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・中井誠)

銀メダルを手にする羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・中井誠)【拡大】

 フィギュアスケート世界選手権最終日(23日、さいたまスーパーアリーナ)男子フリーで、ショートプログラム(SP)3位につけた五輪2連覇の羽生結弦(24)=ANA=は合計300・97点で銀メダル。昨年11月の右足首負傷からの復帰戦で2年ぶり3度目の世界一はならなかった。

 羽生の一問一答は以下の通り。

 --フリーを終えて

 「90%、ベストは尽くせた。体力の限りできたとは思っている」

 --悔しさは

 「フィギュアは2日で結果が決まる。その点で悔しい点が大きい。トレーニングしてきたことは、ある程度正しかったと、フリーに関しては証明できたと思う。次はショートもフリーもいい練習をして、努力が正解だったと証明できる演技をしたい」

 --2人のハイレベルな戦いだった

 「僕はハイレベルではなかったが、楽しかった。こんなんで勝ててしまったら、いつものように、悔しいという思いと(裏腹な)結果とのぜいたくな感覚と、いっていたと思う。やっぱり300点少し超えただけじゃ勝てないなという気持ち。たぶん、今の自分は今までで一番強い状態にいると思うが、もっと試して、いろんなことが必要だと思う。とにかく強くなりたい」

 --足りないものは

 「ジャンプが跳べないと話にならない。種類を含め、しっかり戻さないといけないなと思う」

 --4回転ループはどのように修正したか

 「イメージトレーニングを重ねて重ねて。自分の一番の強みは、研究することと、イメージに体を合わせること。時間がある限り研究し、イメージしていた」

 --イメージとはどんなものか

 「リンクの上に自分が降りたイメージをすり込んでいく。ホログラムの中に自分の体を突っ込んで、同じように跳べば跳べるという感覚でやった」

 --4回転ループへの思い

 「エッジ系ジャンプ(サルコー、ループ、アクセル)は合わせるのが大変。トー系(トーループ、フリップ、ルッツ)が、いかに効率よく跳べるかと感じる。点数でいうとループは(アクセルを除く5種類のうちの)3番目の基礎点だが、実際に跳んでいるのは僕と、もう一人くらい。難度を考えると(あるべき)点数的にはどうなのかと思うが、それは僕の強み。ループは降りたときに流れるので、その流れを大事にしたいという気持ちが強くある。確率が良くなるトージャンプも増やしていきたいと今回感じた」

 --演技が終わって氷に触った

 「ショートの日と違って(場内が)寒く、(氷が)締まっていて、6分間練習の時に『ありがとう、大好き』『跳ばしてくれてありがとう』と思った。エッジ系ジャンプはエッジと体と氷のコネクションが大事なので、(締まった氷でエッジが)引っかかってくれて『ありがとう』と」

 --より強くなるためには

 「練習しかない。ただの練習じゃなく、いろんなことに着手していかないとダメだと感じている。彼(チェン)との差は地力が足りないこと。彼にリスペクトがあるからこそ、勝ちたいと、すごく思う」

 --トータル22・45点差をどう見るか

 「ショート、フリー、両方ともノーミスですること。それに尽きるが、それでも今回はギリギリで勝てなかったと思う。完全に実力不足。エッジ系ジャンプを極め、トー系ジャンプを増やしたい。ルッツ、フリップ、あとはアクセル。得点源になるジャンプを増やしたい」

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  • メダルを裏返して持つ羽生結弦(左)とネーサン・チェン=さいたまスーパーアリーナ(撮影・中井誠)
  • 男子フリーで演技する羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・戸加里真司)
  • 男子フリーの演技を終え、ガッツポーズする羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ
  • 男子フリー羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・中井誠)
  • 男子フリー羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・戸加里真司)
  • 男子フリー演技する羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ
  • 男子フリーで演技する羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・中井誠)
  • 男子フリー演技する羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ
  • 男子フリーで演技する羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・戸加里真司)