2019.3.23 14:27

羽生“逆転の切り札”4回転ループに集中、時間終了後も居残りイメトレ/フィギュア

羽生“逆転の切り札”4回転ループに集中、時間終了後も居残りイメトレ/フィギュア

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羽生結弦
男子フリー公式練習 練習後、リンクサイドでイメージトレーニングを繰り返す羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・中井誠)

男子フリー公式練習 練習後、リンクサイドでイメージトレーニングを繰り返す羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・中井誠)【拡大】

 フィギュアスケートの世界選手権は23日、さいたまスーパーアリーナで競技最終日の第4日を行う。午前中にはメインリンクで、午後の男子フリーに向けた公式練習が行われ、ショートプログラム(SP)3位の羽生結弦(24)=ANA=や同6位の宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=の日本勢のほか、SP1位のネーサン・チェン(19)、同2位のジェーソン・ブラウン(24)=ともに米国=らが最終調整した。

 羽生は前日に引き続いて、“逆転の切り札”となる4回転ループの練習に集中したが、転倒やステップアウトなど安定しない。曲かけの際には着氷でバランスを崩して手を付いた。曲かけ終了後も何度もループを繰り返し、きれいに成功する場面もあったが、尻餅するなど苦戦した。

 時間いっぱいまで練習すると、引き揚げる直前にはタブレットで音楽を聴きながら映像を確認。コーチと目の前のリンクを指さしながら話し合い、4回転ループへの導入動作を繰り返すなど、整氷作業が行われる横で8分近くイメージトレーニングを続けた。

 宇野は曲かけの際、冒頭の4回転サルコーが1回転に。続く4回転フリップは少しバランスを崩しながらも着氷した。後半のトリプルアクセルから3回転フリップへのジャンプシークエンスではアクセルがステップアウト気味になり、そのまま続けたフリップで転倒、「ダメだ」と言わんばかりにあおむけに寝転ぶ場面もあった。曲かけ終了後はサルコーとトリプルアクセルからのシークエンスをやり直して成功させると、早めに引き揚げた。

 今大会、高難度の4回転ルッツより4回転フリップが不安定なチェンはフリップを繰り返して練習。曲かけの際には、4回転のルッツ、フリップ、トーループ、4回転-3回転の連続トーループと、予定しているジャンプを全て成功した。その後は本格的なジャンプは、ほぼ跳ばず、ジャンプ導入部分の軌道とタイミングの確認に終始した。

 男子フリーは午後5時30分開始。20番手の宇野は同8時46分、22番手の羽生は同9時2分、最終24番手のチェンは同18分ごろに登場する。

  • 練習に臨む、羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・中井誠)
  • 公式練習で練習に臨む、羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・中井誠)
  • 公式練習で転倒した羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・中井誠)
  • 男子フリー公式練習練習を終え、リンクに手をつく羽生結弦=さいたまスーパーアリーナ(撮影・中井誠)
  • 練習に臨む、ネーサン・チェン=さいたまスーパーアリーナ(撮影・中井誠)
  • 練習に臨む、宇野昌磨=さいたまスーパーアリーナ(撮影・中井誠)