2019.3.22 05:03

宇野、「もったいない」転倒…6位出遅れ/フィギュア

宇野、「もったいない」転倒…6位出遅れ/フィギュア

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LOVEフィギュアスケート
平昌五輪
宇野は冒頭の4回転フリップで転倒。SP6位と大きく出遅れた (撮影・戸加里真司)

宇野は冒頭の4回転フリップで転倒。SP6位と大きく出遅れた (撮影・戸加里真司)【拡大】

 フィギュアスケート・世界選手権第2日(21日、さいたまスーパーアリーナ)男子ショートプログラム(SP)が行われ、2月の四大陸選手権覇者、宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=は91・40点で6位。右足首故障からの復帰戦となった冬季五輪2連覇の羽生結弦(24)=ANA=は、94・87点で3位発進した。ネーサン・チェン(19)=米国=が107・40点でトップ。22日に女子フリー、23日に男子フリーが実施される。

 演技を終えると、思わず顔をしかめた。宇野は「優勝」という結果を求めて挑んだ大会で、出遅れた。首位のチェンに16点差の6位に沈んだ。

 「フリップが本当にもったいない。体は動いていた。明らかに自分のミス」

 2018年平昌冬季五輪以来となる羽生との直接対決だった。羽生の演技直後に登場した宇野は、冒頭の4回転フリップで回転不足となって転倒。「優勝を目指したい」と大会前に初めて口にした強い思いが空回りした。

 ただ、世界一への執念を見せた。「いつもは後悔していたけど、満足よりも結果を求めているので潔く逃げた」と演技構成を切り替えた。続く4回転-3回転のトーループを4回転-2回転に変更して得点を稼ぎ、何とか6位につけた。初の世界一は厳しくなったが、表彰台に望みをつないだ。

 「ミスをしたら優勝は不可能。最後は攻める気持ちでいきたい」

 2月の四大陸選手権ではフリーでルール改正後の世界最高得点197・36を記録し、主要国際大会で初優勝した。SP3位の羽生とはシニア転向後に7度戦い、未勝利だが、平昌五輪銀メダリストの意地を見せる。 (石井文敏)

男子SP結果へ

  • SPの演技を終えた宇野は、舌を出して苦笑いした