2019.3.21 13:22

宇野は独自調整、チェンは羽生にリスペクト/フィギュア

宇野は独自調整、チェンは羽生にリスペクト/フィギュア

特集:
宇野昌磨
羽生結弦
練習に臨む宇野昌磨=さいたまスーパーアリーナ (撮影・中井誠)

練習に臨む宇野昌磨=さいたまスーパーアリーナ (撮影・中井誠)【拡大】

 フィギュアスケートの世界選手権は21日、さいたまスーパーアリーナで第2日を行い、この日夕方にショートプログラム(SP)が行われる男子は午前から午後にかけて練習リンクで公式練習が行われた。

 正午過ぎに練習を行った最終組では、羽生結弦(24)=ANA=と宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=の日本勢のほか、前回優勝のネーサン・チェン(19)=米国=や前回銅メダルのミハイル・コリャダ(24)=ロシア=ら優勝候補が調整。スタンドを埋めた観衆の歓声を浴びた。

 着氷でふらつくたびに悲鳴が起きるなど、観衆の視線の多くを集めたのは羽生。その一方で宇野はこの日も自身の調整に集中した。1番手で曲がかかると、4回転フリップを難なく着氷。続く4回転-3回転の連続トーループでは、一つ目の着氷でステップアウトしたが、3回転を続けて跳んだ。トリプルアクセルの後、しばらく樋口美穂子コーチと話していたが、曲が終わる前にはプログラムと関係なく連続ジャンプを飛び直した。

 その後もトリプルアクセルから半回転のオイラーをはさんでの3回転フリップのジャンプシークエンスを確認するなどしていたが、練習時間を10分ほど残してリンクを去った。

 羽生、宇野と王座を争うチェンは、練習開始から最大の武器、4回転ルッツを調整。6人の最後に行われた曲かけの際にも、少しふらつきながらルッツを着氷したほか、4回転-3回転のトーループもきれいに降りた。

 曲かけ終了後も、羽生と2人で最後までリンクに残り、入念にルッツを調整。最後のあいさつで観客から羽生に大歓声が起きると、両手を羽生に向けて差し出してリスペクトを表した。

 男子SPは午後4時開始。最終組は1番手の羽生が同8時18分過ぎに登場し、同25分に宇野。最終滑走のチェンは同50分過ぎに登場する予定。

  • 練習に臨む羽生結弦とネーサン・チェン(右)=さいたまスーパーアリーナ(撮影・中井誠)