2019.3.20 05:03

大坂、ジュニア時代の元コーチに訴えられた…2億円超要求/テニス

大坂、ジュニア時代の元コーチに訴えられた…2億円超要求/テニス

特集:
大坂なおみ
元コーチに2億円超の支払いを求められていることが発覚した大坂 (AP)

元コーチに2億円超の支払いを求められていることが発覚した大坂 (AP)【拡大】

 女子テニスで世界ランキング1位の大坂なおみ(21)=日清食品=が、ジュニア時代に2年間指導を受けた米国人コーチから、賞金の一部の支払いを求める訴訟を2月に起こされていたことが明らかになった。米メディアが19日、報じた。コーチは2億円以上を要求しているとされ、大坂側は契約の無効性を主張する。

 米フロリダ州の地元紙「サン・センティネル」や米芸能専門サイトTMZなどによると、訴訟を起こしたのは大坂が13歳のときに指導を受けていたクリストファー・ジーン氏(46)。賞金の20%を受け取る権利があると主張している。

 訴えによると、ジーン氏は2011年に大坂の父、レオナルド・フランソワ氏から大坂の指導を依頼された。ジーン氏は、当時フランソワ氏は300ドル(約3万3000円)の月謝を支払えず、12年に「姉妹(当時13歳のなおみと1歳上の姉・まり)が将来プロで稼いだ賞金の20%を受け取る」との契約を交わしたと主張。契約書には姉妹の名前が印刷され、父親がサインしたという。

 大坂の生涯賞金は、すでに1083万9756ドル(約12億603万円)に達しているため、少なくとも200万ドル(約2億2252万円)を要求していると同紙などは報じている。

 ジーン氏は2月に提訴し、「契約は合法で効力がある」と主張。「やりたくはなかったが、最後にフランソワ氏に会ったときに『弁護士を雇え』と言われたので依頼した」という。

 大坂の弁護士、アレックス・スピロ氏は「これだけ急速に有名になれば、こういう不当な要求が出てくるのは驚きでない。しかし、(契約書は)なおみが見たことも、サインもしていない。本当にばかげている」とコメントした。

 大坂は19日に開幕のマイアミ・オープンに第1シードで2回戦から登場。予選を突破した選手同士の1回戦の勝者と対戦する。四大大会に次ぐ規模の大会の一つで、姉のまりも主催者推薦で出場する。

大坂 なおみ(おおさか・なおみ)

 1997(平成9)年10月16日生まれ、21歳。大阪市出身。3歳から米国で暮らす。2013年に15歳でプロに転向。昨年3月のBNPパリバ・オープンで初優勝し、9月の全米オープンで日本勢初の四大大会シングルス制覇。今年1月の全豪オープンも優勝した。家族はハイチ出身で米国人の父・レオナルドさん、日本人の母・環(たまき)さん、プロテニス選手の姉・まり。180センチ、69キロ。

  • 大坂なおみ・ツアーシングルス初優勝からの主な成績