2019.3.20 12:05

スポ庁、競技団体役員の任期上限「10年」明記の方針 女性、外部理事に目標値

スポ庁、競技団体役員の任期上限「10年」明記の方針 女性、外部理事に目標値

 スポーツ庁が策定する競技団体の運営指針「ガバナンスコード」で、役員任期の上限を「10年」と明記する方針であることが20日、関係者への取材で分かった。内容を検討するスポーツ審議会の部会が同日夕に開く会合で案が提示される。役員の多選が目立つスポーツ団体の運営に影響を与えそうだ。

 女性理事、外部理事の割合についても目標値を明記する方針。5月ごろに部会としての最終案をまとめる予定。

 スポーツ界では不祥事が相次ぎ、組織の新陳代謝が図られなかったことが要因に挙げられていた。7日の部会で示された素案では、役員の在任の年数は一定の上限を設定することを示唆した一方、具体的な数字は明示されなかった。今回盛り込まれる「10年」は、原則9年を超えないことを目標に掲げる英国や最大任期を10年以内とするオーストラリアの例を参考にした。

 JOCなどの統括団体はガバナンスコードに基づき、4年ごとに競技団体の運営を審査することで合意している。