2019.3.10 05:02

川内、MGCより世界陸上! プロ転向前の最終レースびわ湖毎日10日号砲/マラソン

川内、MGCより世界陸上! プロ転向前の最終レースびわ湖毎日10日号砲/マラソン

特集:
世界陸上
前日会見で意気込む川内優輝(滋賀・大津市)

前日会見で意気込む川内優輝(滋賀・大津市)【拡大】

 2020年東京五輪の代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(9月15日)の出場権が懸かるびわ湖毎日マラソン(大津市皇子山陸上競技場発着)は10日の午後0時30分に号砲が鳴る。9日は滋賀・大津市内で前日会見が行われた。公務員ランナーとして臨む最後のフルマラソンとなる川内優輝(32)=埼玉県庁=は、既に出場権を獲得しているMGCよりも、9月の世界陸上(ドーハ)を優先する考えを強調した。

 最強の公務員ランナーが節目を迎える。川内が世界陸上の切符をつかみ取り、4月のプロ転向前の最終レースに花を添える。

 「ここで結果を残すことが、第一目標のドーハ世界陸上に出ることにつながっていく」

 MGCの出場権は獲得しているが、「世界陸上に出られなければMGCを考える」。苦手とする暑さの中でのレースとなる東京五輪は二の次だ。大迫傑(27)=ナイキ=ら有力ランナーはMGCに集中するため、世界陸上を目指さないが、川内はわが道を行く。

 世界陸上の代表選考基準を満たすには、今大会でMGC獲得相当の成績(2時間11分以内など)を残すことが最低条件。「びわ湖(のレース)で(世界陸上の出場を)決めたい。いいレースをして区切りを付けたい」。異色の経歴で日本のマラソン界を盛り上げてきた32歳が、ドーハ行きの切符獲得を狙う。(原田遼太郎)

★MGC出場権獲得、男子最後のレース

 MGCの出場権が懸かる男子最後の指定レースとなるびわ湖毎日マラソン。MGCの出場権を獲得するためには、日本選手で3位以内に入り、2時間11分以内の記録でゴールするか、同6位以内に入り2時間10分以内の記録を出すことが条件となる。

  • 記者会見する佐々木悟=大津市
  • 記者会見する川内優輝=大津市
  • びわ湖毎日マラソンの記者会見でポーズをとる佐々木悟(前列左端)、川内優輝(同2人目)ら=大津市
  • びわ湖毎日マラソン・主な招待選手
  • MGC出場権獲得選手