2019.3.3 05:02

警備も五輪試金石!東京マラソンは2万人超体制「ランニングポリス」70人動員

警備も五輪試金石!東京マラソンは2万人超体制「ランニングポリス」70人動員

ランナーと一緒に走りながら警備する「ランニングポリス」

ランナーと一緒に走りながら警備する「ランニングポリス」【拡大】

 2020年東京五輪マラソン代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」(9月15日)の出場権を争う東京マラソンは、3日午前9時10分に号砲が鳴る。

 約3万8000人が参加し、100万人以上の観衆が集まる3日の東京マラソンで、警視庁は主催する東京マラソン財団と協力し、2万人超の体制で警備に当たる。コースが重なる部分も多い2020年東京五輪・パラリンピックに向けた試金石として、世界で相次ぐ車両突入テロへの対策を強化。重久真毅警備1課長は「世界一安全な大会を実現し、五輪につなげたい」と話している。

 16年にフランス・ニースで起きた花火見物客へのトラック突入事件以降、欧米では車両突入テロが続いている。警視庁幹部は「車は簡単に入手でき、怪しまれることもない。殺傷能力も高い」と話す。

 東京マラソンの警備でも車両突入対策を重視し、昨年より大幅に対策箇所を増やす。警視庁は交通規制に加え、大型バスなど車両200台以上や鉄柵を使って、コースにつながる細い路地もふさぐ。財団は、車がぶつかると車体を下から持ち上げて停止させる仕組みの金属柵(高さ約70センチ)を昨年初導入しており、今年は20台増の170台を設置する。

 爆発物への対応も重視。警視庁の警備犬を投入し、会場周辺で爆発物がないかを調べる。また昨年同様、ウエアラブルカメラを身に着けてランナーと一緒に走る警察官「ランニングポリス」を約70人動員し、警視庁本部で映像を確認して警戒する。