2019.2.21 04:00

村上茉愛、卒業後の所属先は「日体クラブ」初陣は4月の全日本選手権/体操

村上茉愛、卒業後の所属先は「日体クラブ」初陣は4月の全日本選手権/体操

村上茉愛

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 体操女子で昨年の世界選手権の個人総合で銀メダルを獲得した村上茉愛(まい、22)=日体大=の卒業後の所属先が新設する「日体クラブ」になることが20日、分かった。3月中に日本協会から認可を得て、4月の全日本選手権(26日開幕、高崎)を新たな所属先での初陣とする。

 関係者によると、4月以降も日体大を拠点としてこれまで同様に瀬尾京子女子監督(46)の指導を受ける村上のため、「日体クラブ」を新設する。当面は村上がスポンサー契約を結ぶイタリア製熟睡寝具ブランド「マニフレックス」と自動販売機メーカー「八洋」の支援を受けながら1人で活動し、日体大OBらが所属する予定はない。卒業後も練習は現役部員とともに行い、合宿所での生活も続ける。

 2017年の世界選手権種目別床運動では、1954年大会で平均台を制した田中(現姓池田)敬子以来、日本女子として63年ぶり2人目の金メダルを獲得。2020年東京五輪での活躍が期待される体操ニッポンのエースは、3月2日(日本時間3日)のアメリカン杯(ノースカロライナ州)を今季初戦とする。

 19年のテーマに「攻」の1文字を掲げ、跳馬では新たに大技チュソビチナの投入を目指す。持ち前のバネを生かした跳躍から“ゴムまり娘”の愛称を持つ東京五輪の星は、今春から気持ち新たに腕を磨く。

 村上と同様に日体大に在籍する男子の白井健三(22)は、卒業後は日体大大学院に進学する。練習拠点は変えず、これまで同様に畠田好章男子監督(46)の指導を受ける。大学院ではスポーツバイオメカニクスを専攻する。

村上 茉愛(むらかみ・まい)

 1996(平成8)年8月5日生まれ、22歳。東京都出身。東京・明星高卒。3歳のときに池谷幸雄氏が主宰する体操クラブで競技を始める。得意の床運動で14歳のときに種目別で初の日本一。2016年リオデジャネイロ五輪は団体総合で日本の48年ぶりの4位に貢献。世界選手権は17年に種目別床運動で日本勢初の世界一、18年に個人総合で銀メダル。148センチ、48キロ。