2019.2.19 05:02

元稀勢・荒磯親方独立なら全国組織「郷土後援会」“再結成”

元稀勢・荒磯親方独立なら全国組織「郷土後援会」“再結成”

特集:
稀勢の里
地元後援会の集いに出席した荒磯親方(右から2人目)。出席者から「お疲れさま」などと大きな声援が飛んだ 

地元後援会の集いに出席した荒磯親方(右から2人目)。出席者から「お疲れさま」などと大きな声援が飛んだ 【拡大】

 大相撲の元横綱稀勢の里の荒磯親方(32)が18日、故郷の茨城・牛久市内で開かれた「激励会・感謝のつどい」に参加した。「稀勢の里郷土後援会」の会員約420人を前に、現役時代の支援に感謝。地元からは銅像や博物館建設といった“構想”も浮上した。

 苦しいときには支えとなり、喜びはともに味わった。北は札幌市、南は熊本・玉名市から駆けつけたファンを前に、引退後初めて地元へ戻った荒磯親方は「調子の悪いときにも応援してくれた。本当に感謝しかない」と謝意を示した。

 親方としての日常も軌道に乗ってきた。引退して間もなく、稽古場で自身のトレーニングも始めた。16日には田子ノ浦部屋の弟弟子、大関高安と現役時代さながらの三番稽古(同じ相手と何度も取る)で約15番取ったという。引退後、初めて相撲を取り「高安も一皮むけて強くなっている。早く強い力士を育てたい」と指導にも力が入る。

 全国組織の後援会には1000人超の会員が在籍。十両昇進後に発足し、平成16年から年に1度、激励会を開いてきた。今回は引退を受けて開催。組織は9月の断髪式を見据えながら、発展的解消される。

 複数の関係者は、荒磯親方が独立して部屋を興した際には「現在の組織を礎にして新たに支援、応援するかたちをつくりたい」。有志の間では、実務系統の連絡は今後も維持されるという。(奧村展也)

★銅像や博物館も?!

 後援会会長代理でもある根本洋治・牛久市長(66)は、元横綱稀勢の里へ敬意を込めて「現役では難しかったが、銅像や博物館、土俵づくりの話を進めていきたい」とのプランを明かした。具体的な構想までには至っていないが、一部の市民からそれらを望む意見があるという。