2019.2.14 08:35

野球、空手に五輪存続危機…24年パリ五輪の追加種目

野球、空手に五輪存続危機…24年パリ五輪の追加種目

2018年10月、夏季ユース五輪で初採用されたダンススポーツのブレークダンス男子で銅メダルを獲得した半井重幸=ブエノスアイレス(OIS提供・共同)

2018年10月、夏季ユース五輪で初採用されたダンススポーツのブレークダンス男子で銅メダルを獲得した半井重幸=ブエノスアイレス(OIS提供・共同)【拡大】

 2020年東京五輪で3大会ぶりに復帰する野球・ソフトボールや、沖縄発祥で初採用となる空手が存続の危機に面している。24年パリ五輪で再度の追加種目入りを目指しているが、開催都市が今月下旬にも国際オリンピック委員会(IOC)に提案する有力候補に名前が挙がってきていない。

 公共ラジオのフランス・アンフォはこのほど、東京五輪で実施されるスケートボード、サーフィン、スポーツクライミングに加え、昨年の夏季ユース五輪で初採用されたブレークダンスの計四つが候補として検討されていると報じた。

 IOC委員でもあるパリ五輪組織委員会のエスタンゲ会長は共同通信の取材に「東京五輪から継続性はあるものの、同じである必要はない」とし、フランスでの人気や若者へのアピール度を考慮する方針を示している。

 野球・ソフトボールはフランスでの人気が高くなく「追加種目のために会場を新設しない」(エスタンゲ会長)との条件も障害になる。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は一部国際大会での7イニング制導入や、野球を簡略化したミニゲームの普及促進で必死にアピールするが、苦しい情勢に変わりはない。(共同)

  • 2018年10月、夏季ユース五輪で初採用されたダンススポーツのブレークダンス混合団体で金メダルを獲得した河合来夢(右)=ブエノスアイレス(共同)