2019.2.13 05:03

大坂、バインCと電撃契約解消「これからは一緒に仕事しない。成功を祈っている」/テニス

大坂、バインCと電撃契約解消「これからは一緒に仕事しない。成功を祈っている」/テニス

特集:
大坂なおみ
1月の全豪オープンの練習で話す大坂(右)とバイン・コーチ。まさかの契約解消となった (共同)

1月の全豪オープンの練習で話す大坂(右)とバイン・コーチ。まさかの契約解消となった (共同)【拡大】

 テニスの全豪オープン女子シングルスで初優勝し、世界ランキング1位に就いた大坂なおみ(21)=日清食品=が11日(日本時間12日)、昨季から指導を受けたドイツ出身のコーチ、サーシャ・バイン氏(34)との契約解消を明らかにした。四大大会優勝の原動力となり、女子ツアーを統括するWTAの昨季年間最優秀コーチ賞に輝いたバイン氏だが、大坂はさらに上を目指すため、新たな指導者を模索する。

 電撃的な発表だった。大坂が自身のツイッターで、バイン・コーチとの契約解消を明らかにした。

 「これからはサーシャと一緒に仕事はしない。彼の仕事には感謝しているし、今後の成功を祈っている」

 英文で104文字の別離表明。これにバイン氏も「ありがとう、なおみ」とリツイート(返信)した。両手を合わせた絵文字を添え、「君がいつものようにベストでいられることだけを願う。なんて素晴らしい旅路だったんだろう。僕をそこに加えてくれてありがとう」。

 一昨年12月に大坂の指導を始めたバイン氏。練習嫌いで、引っ込み思案の性格から物事をネガティブにとらえるところがある大坂に「楽しく、ポジティブな雰囲気を作ろうと思っている」と、笑顔の絶えない練習などで意欲を起こさせてきた。

 精神面が改善したことで大坂は才能を開花し、昨年9月の全米で日本選手初制覇。全豪で四大大会2連勝を果たした。

 かつて元世界1位のセリーナ・ウィリアムズ(37)=米国=の練習相手を務めたバイン氏だが、コーチとしてトップ選手を指導した経験はない。大坂陣営では昨年から既にコーチ交代を検討しており、関係者は「次のステージとして、ナンバーワンのレベルで戦術、技術をきっちりコーチできる人」を探すという。トレーニング担当のアブドゥル・シラー氏ら「チームなおみ」の他のスタッフは留任する見通し。

 大坂は背中の痛みで今週のカタール・オープン出場を回避。17日からのドバイ選手権が全豪後の初戦となる予定だ。

サーシャ・バイン(Sascha Bajin)

 1984年10月4日生まれ、34歳。ドイツ出身。本名アレクサンダー・バイン。2005年から08年にかけて選手としてATPツアーに出場するが大成せず引退。指導者に転身後はセリーナ・ウィリアムズ(米国)のヒッティングパートナーを8年間務め、その後はビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)らを指導。17年12月に大坂なおみのコーチに就任。18年12月に女子ツアーを統括するWTAの年間最優秀コーチ賞に輝いた。

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