2019.2.12 05:03(2/2ページ)

鳥内監督、19年度シーズンで勇退 関学大アメフット部に黄金時代

鳥内監督、19年度シーズンで勇退 関学大アメフット部に黄金時代

特集:
アメフット
鳥内監督(左)は名門を率いて昨年度も大学日本一に導いた

鳥内監督(左)は名門を率いて昨年度も大学日本一に導いた【拡大】

 関学大を卒業後、米国へコーチ留学。1986年に守備コーチとして母校に戻り、92年に監督に就任。選手と面談し、対話で目標設定させる米国流の指導法で常勝軍団を築き上げた。昨春、日大との定期戦で起きた悪質タックル問題では3度、会見に登場。暴挙を批判するとともに、アメフットの素晴らしさも改めて強調。世間で大きく注目され、揺れたチームをまとめ上げ、自身16度目の関西リーグ優勝、甲子園ボウル制覇に導いた。

 今後については「今年1年間、勝つためにやるだけ。後のことは考えていない。(続投は)120%ない。最後の1年だから頑張るというのはない。(選手は)自分のためにやってや」。歯にきぬ着せぬ鳥内節は、最後まで健在だった。 (月僧正弥)

鳥内 秀晃(とりうち・ひであき)

 1958(昭和33)年11月26日生まれ、60歳。大阪市出身。摂津高時代はサッカー部(FW)で2年時に全国高校選手権出場。関学大でアメフットを始め、DB兼K。4年生時は副将。文学部卒業と同時に米国へコーチ留学。82-84年は南オレゴン州立大、85年はUCLAで研修。86年から母校に守備コーチとして戻り、92年から監督。甲子園ボウル優勝11回、ライスボウル優勝1回。関学大スポーツ文化課所属。父・昭人氏(故人)も元監督で、3人の息子も関学大アメフット部OB。大阪市城東区で製麺業を経営。

  • 鳥内監督は優勝祝賀会で2019年シーズン限りでの退任を発表した(撮影・林俊志)