2019.2.12 05:02

男子100キロ超級・原沢、悔し準Vも復活へ手応え!康生監督は評価/柔道

男子100キロ超級・原沢、悔し準Vも復活へ手応え!康生監督は評価/柔道

決勝で一本負けした原沢。低迷が続く最重量級に光明は差すのか (共同)

決勝で一本負けした原沢。低迷が続く最重量級に光明は差すのか (共同)【拡大】

 柔道・グランドスラム・パリ大会最終日(10日、パリ)今年最初の主要国際大会で、世界選手権東京大会(8-9月)の代表選考会の一つ。男女計7階級が行われ、男子は100キロ超級で2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルの原沢久喜(26)=フリー=が決勝で金成民(31)=韓国=に一本負けした。女子は70キロ級で昨年世界選手権3位の大野陽子(29)=コマツ=が決勝でフランス選手に一本勝ちして優勝した。

 優勝を逃した悔しさと、復活への手応え。男子100キロ超級で五輪銀メダルの実績を誇る原沢の表情には、さまざまな思いがにじみ出た。

 「2回優勝した大会でいい結果を望んだが、そううまくはいかない」

 3年ぶりの国際大会制覇に、あと一歩届かなかった。決勝は上位常連の実力者、金成民と対戦。開始約1分半で「自分の形になり切れていないところで、技をかけ急いでしまった」と悔やむ。さえていた内股は入りが浅く、かわされる。体を預けた相手の隅落としで、背中から畳に浴びせ倒された。

 日本男子の井上康生監督は「思い切りの良さを取り戻してきている」と評価したが、最重量級の再建は道半ば。今大会は66キロ級で世界選手権2連覇中の阿部一二三(日体大)が初戦で敗れるなど、日本男子の優勝は7階級中、2階級にとどまった。

男子100キロ級決勝で強敵のリパルテリアニに屈したウルフ・アロン(了徳寺学園職)「今の実力。ぎりぎりの勝負をものにできないのは、まだまだ駄目なところ。課題が見つかったとプラスに考える」