2019.2.10 07:30

高藤直寿、近藤亜美ら4階級でV GSパリ大会/柔道

高藤直寿、近藤亜美ら4階級でV GSパリ大会/柔道

男子60キロ級で優勝し笑顔の高藤直寿=パリ(共同)

男子60キロ級で優勝し笑顔の高藤直寿=パリ(共同)【拡大】

 柔道のグランドスラム(GS)パリ大会第1日は9日、男女計7階級が行われ、男子は60キロ級で世界選手権2連覇中の高藤直寿(パーク24)が決勝で元世界王者のエルドス・スメトフ(カザフスタン)に優勢勝ちして優勝した。73キロ級では元世界王者の橋本壮市(パーク24)がモンゴル選手に決勝で一本勝ちし、頂点に立った。

 女子は48キロ級で2016年リオデジャネイロ五輪銅メダルの近藤亜美(三井住友海上)が決勝でコソボ選手に快勝するなど、5試合全て一本勝ちで制覇。52キロ級は志々目愛が決勝で角田夏実(ともに了徳寺学園職)との日本勢対決を制した。

 57キロ級の玉置桃、63キロ級の鍋倉那美(ともに三井住友海上)は3位。63キロ級の能智亜衣美(了徳寺学園職)は5位。

 GSパリ大会は今年最初の主要国際大会。世界選手権東京大会(8~9月)の代表選考会の一つとなっている。(共同)

井上康生・男子日本代表監督の話「高藤と橋本は非常に厳しい闘いだったが、我慢と執念の勝利。次につながる結果だった」

高藤直寿の話「60キロ級は世界のレベルが相当低いので勝って当たり前。我慢して相手の隙を狙うことができた。2019、20年と、ここから連勝をスタートできるんじゃないかと思う」

橋本壮市の話「ここで優勝しなかったら東京(五輪)までの道のりが厳しいと分かっていたので、絶対勝つと意識して準備してきた。優勝できたのは大きい」

近藤亜美の話「そろそろ金メダルを取りたいという一心だった。(優勝できない期間は)すごくつらかった。どん底を見たので、はい上がっていきたい」

志々目愛の話「(決勝は)日本人対決だったので、しっかり勝たないと次はないと思っていた。何としてでも優勝したかったので、ほっとしている」

角田夏実の話「あまり調子は良くなかったが、気持ちの面で切れることなく試合ができた。選抜(4月の全日本選抜体重別選手権)に向けて、これを生かしていかないといけない」

玉置桃の話「(出口に一本負けした準々決勝は)気が抜けていたような感じがして、自分の甘さが出た。技術もパワーも1回り、2回りとアップしていきたい」

鍋倉那美の話「決勝で(世界女王の)アグベニェヌと闘うことをずっと望んでいたので悔しい。(代表入りへ)諦めたら終わりなので可能性を信じてやりたい」

  • 男子60キロ級で決勝進出を決めた高藤直寿(手前)=パリ(共同)
  • 男子60キロ級決勝でカザフスタン選手(右)を破り優勝した高藤直寿=パリ(共同)
  • 男子73キロ級で優勝し笑顔の橋本壮市=パリ(共同)
  • 男子73キロ級決勝でモンゴル選手(下)を破り優勝した橋本壮市=パリ(共同)
  • 女子48キロ級で優勝し笑顔の近藤亜美=パリ(共同)
  • 女子48キロ級決勝で一本勝ちし、ガッツポーズの近藤亜美=パリ(共同)
  • 女子52キロ級で優勝した志々目愛(右)と2位の角田夏実=パリ(共同)