2019.2.10 12:43

紀平梨花、羽生を手本に4回転サルコー磨く「こういう風に跳べればいいな」/フィギュア

紀平梨花、羽生を手本に4回転サルコー磨く「こういう風に跳べればいいな」/フィギュア

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米カリフォルニア州の会場近くにあるディズニーランドにちなんで、ミニーマウスのカチューシャを付けて写真撮影に応じた紀平梨花

米カリフォルニア州の会場近くにあるディズニーランドにちなんで、ミニーマウスのカチューシャを付けて写真撮影に応じた紀平梨花【拡大】

 【アナハイム(米カリフォルニア州)9日(日本時間10日)】フィギュアスケート・四大陸選手権の女子で初優勝を飾った紀平梨花(16)=関大KFSC=が快挙から一夜明けて会場で取材に応じ、冬季五輪2連覇の羽生結弦(24)=ANA=を手本に来季の投入を目指す4回転サルコーを磨く考えを明かした。

 家族や知人から届いた連絡を確認し、前夜は午前3時半に眠りについたという。左手薬指に亜脱臼を負いながら成し遂げたショートプログラム5位からの逆転優勝を「とにかく全力を尽くそうという感じでやっていた」と振り返った。

 1月中旬から下旬にかけて標高1800メートルの米コロラド州で10日間の合宿を敢行。空気抵抗が少ないためジャンプに高さが出る同地で、4回転の強化を図った。特に成果を得たのがサルコーだ。

 「4回転が割と跳べるようになった」とうなずく。昨年6月、練習拠点の関大に訪れた羽生のジャンプコーチを務めるジスラン・ブリアン氏から助言を受け、サルコーの踏み切りを変えた。

 「ハ」の字に両足を開き、従来は円を描くようにして氷を蹴ったが、今は踏み切る左足に重心を置いて右足は添えるようにする。紀平はこれを「羽生選手の跳び方」と説明する。

 ブリアンコーチのレッスンでは、羽生が4回転サルコーを跳ぶ映像をスローで見ながら助言をもらった。「それからイメージは『こういう風に跳べればいいな』と、できあがっている。参考になっています」と声を弾ませる。

 3月の世界選手権(20日開幕、さいたま)では、ともに日の丸を背負う。「(羽生の)サルコーは近くで見たことはないので、じっくり観察してみたいと思います」と紀平。絶対王者のジャンプを手本に大技の習得を目指す。