2019.2.8 05:02

世界へ通過点!勅使河原、14日東洋太平洋Sバンタム級初防衛戦/BOX

世界へ通過点!勅使河原、14日東洋太平洋Sバンタム級初防衛戦/BOX

ダイヤモンドグローブ・東洋太平洋スーパーバンタム級(リミット55.3キロ)タイトルマッチ

ダイヤモンドグローブ・東洋太平洋スーパーバンタム級(リミット55.3キロ)タイトルマッチ【拡大】

 プロボクシング東洋太平洋スーパーバンタム級王者の勅使河原弘晶(28)=輪島スポーツ=が、同級7位の入口裕貴(21)=エスペランサ=を相手に初防衛戦に臨む。昨年10月に1階級上げて“アジア2階級制覇”を達成。勢いに乗る王者は、年内の世界初挑戦を目標に掲げる。

 王者として真価が問われる初防衛戦が目前に迫っても、勅使河原に悲壮感はない。「ベルトを守る意識はまったくない。相手は自分よりキャリアがない。勝つのは当たり前で、世界へアピールする試合にしたい」と臆せず語る。

 プロデビューから7年目の昨年10月、レン・サミンギット(フィリピン)との同級王座決定戦を制し、WBOアジアパシフィック・バンタム級王座に続く“アジア2階級制覇”を達成。2戦連続KO勝利で、WBC、WBOで世界ランク入り。世界初挑戦が視野に入ってきた。

 国内のスーパーバンタム級は元世界王者、世界戦経験者らがしのぎを削る層の厚い階級だ。ただ勝つだけでは存在感を示せない。「アピールするためにも、圧倒的な強さで何もさせずに倒す」。自らの拳で可能性を広げる。 (伊藤隆)

勅使河原 弘晶(てしがわら・ひろあき)

 1990(平成2)年6月3日生まれ、28歳。群馬・玉村町出身。少年院で手に取った輪島功一会長の自伝に感銘を受け、卒院後に入門。2011年7月にプロデビュー。17年8月、WBOアジア・パシフィック・バンタム級王座を獲得し、2度の防衛後に返上。右ボクサーファイター。170センチ。