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【乾坤一筆】バレーは若手に海外挑戦の機会を

【乾坤一筆】

バレーは若手に海外挑戦の機会を

特集:
ベテラン記者コラム・乾坤一筆

 1日のアジア杯決勝で王座を目指すサッカー男子日本代表。スタメンのほぼ全員が海外の名門チームでプレーする。1992年のJリーグ発足で夢に挑戦する環境が整い、本場を経験する選手が少しずつ増えた。それが全体のレベルを向上させたのは間違いない。

 より多くの選手に海外を経験させたいというのは、どの競技にも共通する願いだろうが、資金や交渉などの面での支援は容易ではない。そんな中、興味深い試みを続けているのがバレーボールの中大だ。

 現在イタリア1部(セリエA)のシエナでプレーする石川祐希(23)は入学した2014年の秋、セリエAのモデナに短期留学。3、4年時にもセリエA挑戦を続け、そのまま昨春の卒業後にプロとなった。同期の大竹壱青(23)=パナソニック=も4年時にドイツに留学した。この活動を支えるのが中大男子バレー部後援会のプロジェクト「ザ・フューチャーズ」だ。

 プロジェクト発足は石川の2度目の留学を前にした16年。OBがスポンサー確保など支援をする。学生の人選も柔軟で、対象はエリートだけではない。

 今年、イタリアに2度目の留学をする柳田貴洋(22)はリベロ転向2年目で、代表経験がない。4年生になって一度は就職を考えたが、「安定を取って後悔したくない」と内定を捨ててプロを目指す。

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