2019.1.29 05:02

横審、白鵬と鶴竜は「かなり力が落ちている」 元稀勢の里にねぎらい「立派な横綱」

横審、白鵬と鶴竜は「かなり力が落ちている」 元稀勢の里にねぎらい「立派な横綱」

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 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)は28日、東京・両国国技館で定例会合を開き、27日に終了した初場所4日目に引退し年寄「荒磯」を襲名した元横綱稀勢の里(32)について、北村正任委員長(77)=毎日新聞社名誉顧問=は「非常に残念だが、横綱が自分で判断したこと。やむを得ない。立派な横綱だった」とねぎらった。

 初場所では白鵬、鶴竜の2横綱がそろって途中休場。昨年11月の九州場所に続き3横綱が2場所続けて不在となり、1場所15日制が定着した昭和24年以降で初めてのケースとなった。昨年10月に右膝などを手術した白鵬は全休明けの初場所、初日から10連勝しながら3連敗を喫した14日目に「右膝血腫、左足関節炎で今後約1週間の加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。

 同委員長は「(両横綱は)連敗はしたが、前日まできちんと相撲は取っていた」と言及。会合では「かなり力が落ちている」という意見とともに、不透明感を指摘する声も上がったという。力士個々ではなく「みんなが納得できる診断があったほうがいい」。今後、協会が特定の医療機関を指定する必要性を訴えた。 (奥村展也)