2019.1.28 16:04

大坂なおみ、全仏は試練に?V確率30%、沢松奈生子氏予想/テニス

大坂なおみ、全仏は試練に?V確率30%、沢松奈生子氏予想/テニス

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全仏オープン
大坂なおみ
女子シングルスで優勝し、トロフィーにキスする大坂なおみ=メルボルン(共同)

女子シングルスで優勝し、トロフィーにキスする大坂なおみ=メルボルン(共同)【拡大】

 元プロテニス選手で元世界ランキング14位の沢松奈生子氏(45)が28日、TBS系「ビビット」(月~金曜前8・0)にVTR出演。全豪オープン女子シングルスを初制覇して四大大会2連勝を達成した大坂なおみ(21)=日清食品=の全仏オープン(5月開幕)、ウィンブルドン選手権(7月)での優勝確率を予想した。

 番組では、大会での大坂の戦いを紹介するとともに、この日発表された世界ランキングで大坂が、男女シングルスを通じてアジア勢初の1位となったことを速報で伝えた。沢松氏は「聞くだけで鳥肌が立ちました。夢のような話ですよね。想像すらしなかった順位なので」と快挙をたたえ、「これからは名実ともに追われる立場なので大変だと思います」と続けた。

 大坂は快挙から一夜明けた27日に臨んだ大会主催の記念撮影で、全仏、ウィンブルドンを制しての四大大会全制覇(グランドスラム)について「もちろん(優勝)できたらうれしいし、そこを目指していきたい」と意欲を見せていたが、沢松氏は「全仏は、かなり大坂さんにとって試練になると思います。逆に、ウィンブルドンは昨年の彼女の芝でのプレーを見ていますと十分あると思います」と予想した。

 大坂が2連勝したハードコートの全豪と全米に対し、全仏は赤土のクレー。「大坂さんのパワーというのが、土のコートにボールが落ちることによって上に弾むんですよ。ですから、脚力のある選手でしたら彼女のパワーやスピードボールが全部取れてしまうんですよ。1試合の試合時間もすごく長くなりますので、体力とメンタルの強い選手、(ラファエル)ナダルみたいな選手が強いんですよね」と分析。大坂の優勝確率について「全仏30パーセント」「ウィンブルドン70パーセント」とした。

 続けて、全仏からウィンブルドンまでの間が3週間しかないことを指摘し「もし全仏のクレーに照準を合わせることができたら、全仏をもし取ったとしたら、ウィンブルドンが30パーセントになります。両方というのは本当に難しいんですよ。180度違うコートですから」と補足。「全仏は正直、不得意なので厳しいと思いますが、ウィンブルドンに関しては相当高い」と芝の聖地での活躍に期待した。

テニスの四大大会

 全豪オープン(メルボルン)、全仏オープン(パリ)、ウィンブルドン(ロンドン)、全米オープン(ニューヨーク)と伝統ある4つの大会を指す。参加選手数や賞金額も最大規模。現在は全仏が赤土のクレー、ウィンブルドンが芝、全豪と全米がハードと、コートが違いプレーの特徴も異なる。四大大会全てを制することを「グランドスラム」と呼ぶ。